
ギターで「ミュート」ってどうやるの?曲の中でどう使ったらいいの?
そんな疑問を持つ方は多いはず。
ギターミュートは、弦の振動を抑えて音を短くしたり、アタック感を強調したりすることで、演奏に表情を加えるテクニックです。ジャンル問わず、さまざまなシーンで活躍します。
この記事では、ギターミュートの基本から応用技術までをわかりやすく解説。具体的な練習方法や演奏例も紹介します。
「音にメリハリをつけたい」「プロっぽい表現をしたい」と思っている方は、ぜひ最後まで読んで、ギターの表現力を一段階アップさせましょう!
ギターミュートの基礎

ギターミュートは、弦の振動を抑えて音を短くしたり、アタック感を強調したりすることで、演奏に表情を加えるテクニックです。ギターミュートの目的と効果について詳しく紹介します。
ギターミュートの目的と効果
ギターミュートの主な目的は、曲にメリハリを生むことです。音を一時的に抑えることで、静と動のコントラストをつけたり、リズムのキレを強調したりできます。
特にロックやメタルのようなジャンルでは、重厚感のあるリフや力強いビートを際立たせるために欠かせない技術です。また、ポップスやファンクでは、ミュートを使うことでグルーヴ感やリズムの立体感を演出できます。
さらに、不要な弦の鳴りを抑える効果もあるため、サウンドがよりクリアに。音量やトーンを自在にコントロールすることで、表現力の幅も広がります。
曲の流れに抑揚をつけたい、演奏をよりダイナミックにしたいと考えている方は、ぜひギターミュートを取り入れてみましょう。場面に応じた使い分けができるようになれば、演奏の魅力が格段にアップします。
ギターミュートの特徴

ギターミュートとは、ギターの演奏において特定の方法で弦を押さえたり、触れたりすることによって、音の響きを抑える技術です。

音を抑えるって、ただ小さく弾くのとは違うの?
ミュートしながらピッキングすることで、ボリュームを抑えつつリズム感を出すことができます。
たとえばmiwaさんのように、ストロークの曲でAメロをミュートすることでメリハリがつき曲の世界にグッと入り込めます。
下の動画を参考にしてみてください。
このように、ギターミュートを使いこなせば、ギター1本の弾き語りでも演奏の表現力を高められます。
パームミュートやブリッジミュートとも呼ばれます
ギターミュートは、 音の余韻を抑えて短くすることで、演奏にメリハリを生むテクニック です。曲のリズムを際立たせたり、グルーヴ感を強調したりするのに効果的です。
「パームミュート」や「ブリッジミュート」という言葉を聞いたことがあるかもしれません。実はこれらは同じテクニックを指しており、右手の手のひらを弦の上に軽く置いて音を抑える方法です。
ギターをミュートすることで、次のようなことが可能になります。
- 音の持続時間を短くする:余韻を抑え、リズミカルでタイトな演奏が可能に。
- 音量を調整する:力加減によって、音の強弱や質感を自在にコントロール。
- 曲に抑揚をつける:静と動のコントラストを作り、表現力を高める。
具体的なやり方
ギターミュートの基本的なやり方は以下の通りです。
- 右手のひらを使う
- 右手の側面(空手チョップで当たる部分)をギターのブリッジ付近に軽く乗せます。
- ブリッジ付近から手を離さずピックで弾く
- 弦を完全に止めない程度に優しく触れつつ、ピックで弦を弾きます。
- 力加減や弾く弦をコントロールする
- 力を強くするとタイトで重厚感のあるサウンド、弱くすると軽やかなミュート音になります。
- 弦のすべては弾かず、低音弦を中心に弾く場合が多いです。
ギターミュートをマスターすれば、 演奏の表現力が格段にアップ します。ぜひ、いろいろな曲で試してみてください!
ギターミュートの基本テクニック

ギターミュートの基本テクニックは、以下のとおりです。
- 右手を使ったミュート
- 左手を使ったミュート
- 両手のテクニックを併せる
ミュートは右手だけではなく、左手も併せて考えることが大事です。
両手のテクニックをマスターすることで、より細かな表現をすることが可能になります。
順番に見ていきましょう。
右手を使ったミュート方法
右手を使ったミュートは、手のひらで弦を抑えながら演奏する方法です。
やり方は以下の通りです。
- 右手の側面をギターのブリッジ付近に置きます。
- ブリッジ付近から手を離さずピックで弾きます。
- 肘は固定し、手首のみを動かして低音弦を中心に弾くようにします。
右手を使ったミュートは 幅広いジャンル で活躍する万能なテクニックです。繰り返し練習して、場面に応じた使い方を身につけましょう!
左手を使ったミュート
左手を使ったミュートは「弦の押さえ方」を工夫することで不要な音を抑えるテクニックです。
方法は以下の通りです。
- リズムに応じてフレットを押さえる力を入れたり緩めたりする
- コードの根音から3本(例:6、5、4弦)だけを鳴らすようにし、残りの高音弦は音が鳴らないようにミュートする
高音弦のノイズが鳴らないように、1、2、3弦あたりを左手でかるく触れておくときれいにミュートできます。
左手のミュートを使いこなすことで、 演奏のクオリティがぐっと上がるので、
日々の練習に取り入れてみてください!
両手のテクニックを併せる
ギター演奏では右手と左手のミュートを組み合わせることで、より精密で表現力豊かなサウンドを生み出せます。
特にリズムのキレや音のメリハリを強調したいときに効果的です。
やり方は以下の通りです。
- 右手で音の響きをコントロール
- 手のひらを使ったパームミュートで、低音の鳴りを抑えます。
- 音の強弱や音の詰まり具合を調整し、楽曲のリズムに表情をつけましょう。
- 左手で余計なノイズをカット
- 指の腹や側面を使い、鳴らしたくない弦をしっかりミュートします。
- 演奏中に無駄な音が入るのを防ぎ、サウンドをクリアにします。
- 曲の盛り上がりに合わせてミュートのON・OFFを使い分ける
- 左手を瞬間的に押さえたり離したりして、音を短く切る効果を加えられます。
- 右手のミュートと合わせることで、リズム感を強調した演奏が可能になります。
両手のミュートを併用することで、 音の余韻や強弱を自在にコントロールできるようになります。
演奏にメリハリをつけたいときや、楽曲の表情を豊かにしたい場面で、ぜひ積極的に活用してください。
» ギターコードの基本から学ぶ!コードの押さえ方や練習方法を詳しく解説
ギターミュートの練習方法


ギターミュートの基本はわかったけど、どうやって練習すればいいの?
ギターミュートを上達させるには、かっこいいと思う演奏をまねるのが一番の近道です。プロの演奏をよく聴き、同じ音が出せるまで何度も繰り返し練習しましょう。
とはいえ、初心者にとってはいきなり完璧に真似するのは難しいもの。そこで、「初心者向け」と「上級者向け」の2種類の練習方法を紹介します。
この練習方法をつづけることで、演奏の表現がより豊かになります。
初心者向けの練習方法
ギター初心者の方は、メトロノームを使用して練習するのが良いです。なぜなら、ギターミュートの技術はリズムがとても重要だからです。
メトロノームをBPM100〜120程度に設定し、8ビートのリズムでミュートをしながらダウンストロークを刻みましょう。
ご自身が弾きやすいコードを押さえ、根音の弦を狙って弾きましょう。最初はリズムが崩れてしまいますが、次第に慣れてくるはずです。
慣れてきたら、ミュートのままコードチェンジをしたり歌を口ずさんだりしましょう。
さらに慣れてきたら、実際にギターミュートを取り入れた曲をコピーしてみましょう。
これは独学でも構いませんし、もっと効率的に学びたい方は手軽に受けられるレッスンも良いと思います。
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上級者向けの練習方法
ギターミュートの基本をマスターしたら、次は曲をアレンジしてみましょう。既存の曲を、ギターミュートを取り入れてアレンジすることで表現の幅がグッと広がります。
たとえばバンドサウンドの曲をアレンジすることで「アコースティックバージョン」になって新鮮に聴こえます。
好きな曲のコード譜を用意して、ギターミュートを入れつつ弾き語りしてみましょう。
次のようにアレンジして弾いてみましょう。
✅ Aメロは軽めのストローク(ジャラーンと弾いて雰囲気を出す)
✅ Bメロはミュートで(タイトにリズムを刻む感じ)
✅ サビは大きめのストローク(開放的に力強く)
完璧に弾けなくてもやりがいがあって楽しいと思います。ぜひチャレンジしてみてください。
ギターミュートに関するよくある質問

ギターミュートに関するよくある質問は、以下のとおりです。
- ギターミュートのときに「アップストローク」はしないの?
- ギターカッティングとギターミュートの違いは?
ギターミュートのときに「アップストローク」はしないの?
ギターミュートは基本的にダウンストロークでズンズンズンと表の拍子でリズムを刻むことが多いです。
アップストロークではミュートしにくいためズンに対して「チャッ」というような音になります。
これをうまく使えば、16ビートでドラムのようなリズムを打つことができます。
下の図は全体的にパームミュートするのですが、アップストローク(V)のところはミュートせず自然に弾いてください。

ギターミュートは楽曲の雰囲気やジャンルに応じて、表現の幅を大きく拡げる重要な役割を担っています。
ギターカッティングとギターミュートの違いは?
カッティングとミュートは、どちらもリズムを刻むための技法です。
違いは以下の通りです。
カッティングは、左手でネックを握り指4本で1〜6弦までをやさしく包み込み、音を完全に遮断したままピッキングします。すると「チャッ」というピッキング音のみが発生し、通常のストロークの間にカッティングを入れることでリズミカルな演奏が可能になります。
ミュートは、弦の振動を抑えつつも音を鳴らすテクニックです。右手の手のひら(パーム)や左手の指を使って弦に軽く触れ、音の余韻やノイズをコントロールします。完全に音を消すのではなく、「あえて音を短くする」「響きを抑える」ことで、曲に抑揚やグルーヴ感を与えるのが目的です。
つまり、
- カッティング=音を完全に消してリズムだけを出す
- ミュート=音を抑えて表現にメリハリをつける
という違いがあります。両方の技法を組み合わせることで、よりダイナミックでプロっぽい演奏が可能になります!
まとめ

ギターミュートは、ギター演奏において音を抑制し表現力を豊かにするためのテクニックです。パームミュートやブリッジミュートと呼ばれたりしますが、いずれも同じ意味です。
ギターミュートを適切に使いこなすことで、ロックやファンク、ジャズ、ポップスなどの音楽ジャンルでリズム感を強調できます。楽曲の雰囲気を大きく変えられることも魅力です。
ギターミュートは段階に応じた練習方法を通じて、基本から応用までが身につきます。ギターミュートによって演奏の幅が広がり、音楽表現が一層深まります。
では、また。