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イヤモニおすすめ3選!歌ってみた、nana、ライブ配信で最適なイヤホン

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あなたはスマホで音楽やYouTubeを聴くとき、どうやって聴いていますか?

僕は「そのまま」か「イヤホンを使って」音楽やYouTubeを視聴しています。

では「歌ってみた」や「nana」など音楽アプリでレコーディングをする場合、なにでモニタリングしますか?

ヘッドホン」か「イヤホン」でモニタリングする方が多いと思います。

今、モニタリングやレコーディングに適したイヤホンを使っていますか?

普通のイヤホンを使うとなんだかレコーディングしにくいし、わざわざモニター用のヘッドホンを買い足すのもちょっとなぁ。。

ていうかそもそもモニター用って何?

この記事を最後まで読むことで、あなたが音楽を「聴く」「録音する」「編集する」その環境がすべて良くなります。

結論から言うと、1〜2万円でプロユースのイヤモニをひとつ用意するだけで「普段のリスニング音質」「レコーディングのしやすさ」が両方ともワンランク上になります。

何故かというと、プロユースのイヤモニはライブやレコーディング時のモニター用として使える機能を持ち、かつ普段のリスニング用としても十分に使えるものが多いからです。

それも、1〜2万円で購入できるものが多いのです。

つまり、1~2万円のイヤモニ1つでレコーディング・リスニングを「兼用」できます。

下の表のように、イヤモニはスマホでのレコーディングに最適で、リスニング用途にも使え、かつモニター用ヘッドホンに比べて手軽に使えます。


リスニング用イヤホン
(画像はSONY公式HPより)

イヤモニ(画像はSHURE公式HPより)

モニター用ヘッドホン(画像はSONY公式HPより)
レコーディング・モニター用途不向き最適最適
リスニング用途最適良い良い
手軽さ手軽手軽持ち歩きしにくい

つまりレコーディングやモニター用にも使えて手軽に持ち歩きたいならイヤモニがいいです。

そしてイヤモニにもいろんな商品があります。

先に言ってしまうと、迷ったらこれが良いです!!

このSHURE SE215は僕も試したことがあります。

密閉感が高く音漏れが少ないため音像がくっきり耳に届き、音楽の視聴も良い音ででき、録音のモニターもしやすかったです。

特に録音に関しては、リスニング用イヤホンと比べるとSHURE SE215の方がぜんぜんモニターしやすくて、その違いにびっくりしました。雲泥の差。

しかも安い。

「この価格でこの音質と使いやすさはすごい」と実感していて、スマホレコーディング用途であればまぁこれが間違い無いだろうという商品です。

参考になれば幸いです。

ということで今回は、宅録でモニター用ヘッドホンを毎日つかっている筆者(ほっしー)がおすすめしたいイヤモニを3種類ご紹介します。

イヤモニとは?リスニング用イヤホンとの違いは?

そもそもイヤモニってなに?

モニター用って?

普通のイヤホンと何がどう違うの?

ここからご説明したいと思います。

イヤモニとは「インイヤーモニター」の略です

イヤモニとは
イヤモニとは、インイヤーモニターの略です。
インイヤーモニター (In-Ear Monitor、略称:IEM) は、イヤフォン(インイヤーヘッドフォン)のうち、ステージ上のミュージシャンやオーディオエンジニアが音響チェックに使用したり、オーディオマニアが音楽を聴くのに使用するもの。周辺環境からのノイズ(雑音・騒音)を高レベルで遮断するため、例外なく外耳に挿し込んで装着する「カナル型」となっている。
(説明はWikipediaより引用)

カナル型というのは耳栓のようなふわふわしたやつを耳にズボッ!と挿し込むタイプのやつです。

イヤモニは基本、このようなカナル型です。

モニター用とリスニング用、同じイヤホンだけど何が違うの?

リスニング用イヤホンは、聴きやすくチューニングされた音が耳に届きます。

きれいに整えられた丸のように。

↑【リスニング用イヤホンで聴いた音のイメージ】

それに対して、イヤモニは装飾されない音がそのまま耳に届くのです。

いびつな形です。

↑【イヤモニで聴いた音のイメージ】

聴くならきれいに整えられた形の方がいいよね?
いびつな音のイヤモニはメリットない気がするけど。

こう思いますよね。

説明します!

レコーディングや編集ってこの「いびつな形をどう調整するか」なんですよね。

例えば、尖った部分を削るのか、足りない部分を補うのか。

ここは尖ったままの方が良い、とか。

つまり、いびつな状態のまま見えた方がだんぜん調整しやすいのです。

なのでイヤモニのメイン用途は「ライブやレコーディングなどのモニター」になります。

やってみるとわかりますが、リスニング用イヤホンで録音や編集をしようとすると、とにかくやりにくいんですよね。

最近は音楽アプリのnanaや歌ってみたなどで、スマホやiPhoneを使ってレコーディングする機会も増えてきました。

イヤモニならスマホレコーディングの手軽さを損なわないんですよね。

スマホで録音する時は、個人的にはヘッドホンよりイヤモニを使う方がスマートだよなぁと思っています。

じゃあ、イヤモニでリスニングしにくくないの?

イヤモニは「いびつな音のまま耳に届く」と前章で書きました。

イヤモニでモニターしやすいことはわかったが、リスニング用としては不向きなのでは?

こう思われるかもしれません。

実は、イヤモニはリスニング用としても十分対応できる商品が多いです。

なぜかと言うと、市販の音楽は既に聴きやすくミックスされているものがほとんどだからです。

例えばAmazonミュージックやYouTubeなどでアーティストのMVを視聴しますよね。

その音源はプロがミックスしたものです。

なので、基本的にイヤモニを普段使いしていただいて問題ありませんし、イヤモニの方が細部まで細かく聴けるので臨場感があって好き!という方も多いですよ。

イヤモニはリスニング用としても有りですね。

歌ってみた、nanaで最適なイヤホン・イヤモニ3選

では具体的に、iPhoneやスマホで使いやすい「歌ってみた、nanaで最適なイヤホン・イヤモニ」を3つ紹介します。

価格帯は1~2万円で購入でき、どれもおすすめです。

SHURE SE215

迷ったらこれ!で間違いありません。

全体的にバランスがよく、特に低音域が聴きとりやすいのでレコーディングやミックスでの使用を特におすすめ。

SHURE SE215のおすすめポイントは次の通りです。

  • 低反発イヤーピースが付属
  • 装着感がよい
  • 音漏れが気にならない
  • リケーブルできる
  • 値段が安め

順番に見ていきましょう。

低反発イヤーピースが付属

指でつぶしてから耳の中に入れると、耳の中で膨らんでフィットするタイプのイヤーピースです。

2万円以上の高級イヤホンだと低反発イヤーピースが付属されることも多いようですが、

1万円ちょっとのSHURE SE215でも低反発イヤーピースが付いてくるのはポイント高いですね!

もちろん通常のシリコン製イヤーピースも付いてきますので、お好みで使い分けてください。

SHURE SE215の付属品一覧

装着感がよい

イヤモニは基本的にこのように耳の上から持ってくるようにして装着します。

慣れてなさすぎて、斜めになっていますね^^;

本当は「SHURE」の文字が水平になり、コードが耳の前側から耳裏を通って後ろに垂れるスタイルになります。

これは通称SHURE掛けと言われていて、まさにこのSHURE社から世に広まったのです。

このように装着するメリットは、「フィット感の向上」と「タッチノイズの軽減」です。

SHURE掛けをすると耳の奥までイヤホンが入るので外れにくく、フィット感が良くなります。

また、SHURE掛けによりタッチノイズがほとんど感じられなくなります。(タッチノイズとは、コードが服に触れた時などに生じる雑音)

つまり、電車などの移動中も音楽に没頭できます。

音漏れが気にならない

フィット感が良く、遮音性能が高いことで外部への音漏れが気になりません。

つまり、イヤホンからの音が全く入らずに録音できるので、レコーディングには持ってこいですね。

リケーブルできる

イヤホン本体とケーブルの接続部分を切り離す「リケーブル」が可能

ハイエンドなイヤホンはリケーブルできるものが多いです。

SHURE SE215はリケーブルできます。

リケーブルできると何が良いかというと、理由は2つあります。

劣化や断線した時に交換可能なことと、高音質のケーブルに交換してカスタマイズできることです。

つまりこのイヤホンは末永く使用でき、より高音質にも変換して音楽を楽しめます。

値段が安め

1万円ちょっとでこの音が聴けるならコスパ良すぎです。

また、初めて高音質イヤホンを買う人でも使いやすいです。

SENNHEISER IE 100 PRO

SENNHEISER IE 100 PROのおすすめポイントは次の通りです。

  • ステージ上のモニター用イヤホンとして聴きとりやすい
  • 軽いので長時間装着しても疲れにくい
  • モバイルデバイスとのワイヤレス接続も可能

順番に見ていきましょう。

ステージ上のモニター用イヤホンとして聴きとりやすい

低音も出て大音量でも音が歪みにくいので、ステージで歌ったり楽器を弾くなどのパフォーマンス用に。

一番おすすめなのが、メンバー1〜3人程度で配信ライブなどをされる時のモニターとしてSENNHEISER IE 100 PROを使用。

モニタースピーカーを置くか置かないか迷う・・・くらいの規模の時に最適かと思います。

ヘッドホンだとでかいかな、と思う時はSENNHEISER IE 100 PROが良い選択肢かと。

軽いので長時間装着しても疲れにくい

軽い装着感!

長時間付けていても疲れないのはありがたいですよね。

モバイルデバイスとのワイヤレス接続も可能

ワイヤレスでBluetooth接続も可能です。

そのため、ステージ上やライブ配信でモニターとして使う際に便利です。

今までの有線タイプの煩わしさから解放されます。

ちなみに、「関ジャム」などで活躍されている凄腕プロデューサー本間昭光さんがレビューされています。

SENNHEISER IE 100 PROについては22:05あたりからですね。

とても参考になります。

SONY MDR-EX800ST

SONY MDR-EX800STのおすすめポイントは次の通りです。

  • 高品質な音質
  • バランス良いサウンドと耐久性
  • 装着性の良さ

順番に見ていきましょう。

高品質な音質

音の解像度がすごい!

僕はこのヘッドホン版を持っています。(超定番のモニターヘッドホンSONY ( ソニー ) / MDR-CD900ST

この価格帯ではダントツに音が良く、SONY MDR-EX800STはイヤモニとして信頼性抜群ですね!

バランス良いサウンドと耐久性

低音から高音までバランスが良く、耳への負担が少ない。

また、耐久性も高く5年以上は使えるという声が多数あります。

音がとにかく良くさすがSONYという感じです。

スタジオモニター用におすすめ!リスニング用にも良い。

装着性の良さ

耳の形に合わせて調整可能なフレキシブルイヤーハンガーを採用し、ライブ環境に適した耐久性と機能性を提供しています。

ただ装着時に耳の外側にはみ出るような形になるので、動きの多いライブなどには不向きかと。

イヤモニ3種類の特徴を比較

今まで紹介した3種類のイヤモニの特徴を、表にまとめました。

商品名
SHURE SE215

SENNHEISER IE 100 PRO

SONY MDR-EX800ST
接続タイプ有線有線有線
カナル型カナル型カナル型
音の特徴低音寄り高音寄り全体の解像度が高い
おすすめ用途レコーディング、リスニングともに可ライブのモニター用レコーディングのモニター用
駆動方式ダイナミック方式ダイナミック方式ダイナミック方式
インピーダンス20Ω20Ω16Ω
再生周波数帯域21Hz~17.5kHz20Hz~18kHz3Hz~28kHz
リケーブル
Black,Clear,BlueBlack, Clear, RedBlack(1種類)
金額13,300円~11,809円~平均 22,162円
(サウンドハウスは19,800円)
商品の詳細サウンドハウスで見るサウンドハウスで見るサウンドハウスで見る

イヤモニ選びの参考になれば幸いです。

1万円以下でおすすめのイヤモニ

もう少し安いイヤモニはないのかな。

1万円を超えるのは高いな・・・と思う方はこれがおすすめです!

KBEAR-Lark ハイブリッドイヤホン

低音部はあまり大きく出ず、シャカシャカ寄りの音質。

コードが絡まりやすいとのレビューもありました。

ただ、この値段と見た目のかっこよさは魅力的。

フェンダー-NINE Olympic Pearl

1万円以下だが、バランスのとれた音質。

形状が独特で、慣れないうちは長時間つけていると耳が少し痛くなったというレビューも。

結論:迷ったらSHURE SE215がおすすめ

今回はレコーディングやライブのモニター用として、リスニング用にも使えるおすすめイヤモニを3つご紹介しました。

高級なものになると5万以上の商品もザクザクありますが、今回ご紹介したのは1〜2万円で十分な機能を持つイヤモニでした。

どれも魅力的ですが、個人的にはやはりSHURE SE215が強いなと思いましたね。

この値段でこのクオリティーは見合わないくらい良いと感じています。

iPhoneなどスマホひとつで歌を録音する時代。

「歌ってみた」「nana」などアプリで投稿する時に他と差をつけるのは「イヤホン」と「マイク」です。

スマホにつけられるマイクも色々ありますので、ひょっとすると下の記事も参考になるかと思います。

歌ってみた|Voicy|YouTube|iPhone用マイクはこの3種類から選ぼう!

あなたの音楽ライフの手助けができれば幸いです。

それでは、また。

ABOUT ME
ほっしー
サラリーマンをしている宅録系ブロガー。 『宅録をしたことのない人が、機材を揃えて作品を作ったり「歌ってみた」「演奏してみた」などで自由に表現できるようになる』をテーマに日々ブログを書いています。 宅録でアルバム3作品をすべて自分で制作した経験あります。 島村楽器主催の宅録コンテスト【録れコン】で全国約3000曲の中から最終選考ノミネートされました。

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