2MIXの書き出し方法|Logic Proのバウンス設定と注意点【マスタリング前】
2MIXは、ミックスを終えた状態をステレオ音源として書き出す作業です。WAVかAIFFで書き出します。
こんにちは!弾き語りライブ歴20年以上、宅録コンテスト「録れコン」ファイナリストのほっしー(@studiohossy)です。
このあとマスタリングをするので、この時点で音質を落としたくないからです。
MP3で書き出すと、そこで音質が下がってしまいます。
設定は、分解能24ビット・サンプルレート44100・ノーマライズはオフ。
毎回同じでいいので、覚えてしまえば数十秒で終わります。
この記事では、書き出しの手順と、やってしまいがちな2つの失敗をまとめました。
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僕も所有しています。基礎から図解で説明されているので、よかったらチェックしてみてください。
2MIXとは、マスタリング前までの状態にすること

録音のあと、各トラックをブラッシュアップしてバランスを決めます。
これがミックス作業です。
そこまで終えたものを左右ステレオの音源ファイルとして書き出すこと、これを2MIXといいます。
流れとしては、レコーディング → ミックス → 2MIX → マスタリング。
2MIXは、その3番目にあたる作業です。
2MIXの書き出し方法

手順は以下のとおりです。
- 書き出す範囲を決める
- バウンスを押して、ファイル形式と設定を決める
- 保存先を決めて書き出す
順番に解説していきます。
1|書き出し範囲を決める
タイムラインの小節部分をクリックして、そのままドラッグします。
黄色くなった部分が、書き出される範囲です。
最後の余韻が切れないよう、少し余裕を持たせておくと安心です。
2|バウンスを押して設定を決める
マスタートラックの【Bnce】というボタンを押します。

ファイル形式は【WAVE】【AIFF】【MP3】などから選べます。
ここでは無圧縮で高品質なWAVEかAIFFのどちらかを選んでください。
MP3は音質が低下します。

設定は以下のとおりにします。
- 分解能
- 24ビット
- サンプルレート
- 44100
- ファイルタイプ
- インターリーブ
- ディザリング
- なし
- ノーマライズ
- オフ
ノーマライズをオフにするのは、勝手に音量を持ち上げられるとこちらの狙いが変わってしまうからです。
3|保存先を決める
2MIXファイルは、マスタリングが終われば不要になります。

デスクトップなど、自分が分かりやすい場所で構いません。
ここで書き出したものが、マスタリング前の2MIX音源です。
正直、これでも十分に聴ける音源になっていると思います。
書き出す前のチェックリスト

押す前に、以下を確かめておくと往復が減ります。
- 各トラックの音量バランスは決まっているか
- リミッターがプラグインの一番後ろに入っているか
- マスタートラックにリバーブをかけていないか
- 書き出し範囲に、最後の余韻まで入っているか
- ファイル形式がWAVEかAIFFになっているか
- ノーマライズがオフになっているか
とくに余韻の切れは見落としがちです。
オートメーションでフェードアウトを書いている場合は、下げきったところまで範囲に含めてください。
→ オートメーションの使い方|曲の終わりを自然にフェードアウト
2MIXへ書き出す際の注意点

注意点が2つあります。
- 各トラックのバランスを決定してから書き出す
- マスタートラックへのリバーブは、2MIX前にはかけない
順番に解説していきます。
各トラックのバランスを決定してから書き出す
2MIXにすると、バランスが決まったステレオ音源にまとめられます。
そのあとはトラックごとの調整ができません。
ミックスでバランスを決めきってから、2MIXにしましょう。
ただしMS処理でマスタリングをすると、埋もれていた音が明瞭に聴こえるようになります。
そのぶんバランスがガラッと変わるので、結局は2MIXとMS処理を何度か往復することになります。
だからこそ、往復の回数を減らすために2MIX時のバランスを決めておきたいのです。
マスタートラックへのリバーブは、マスタリング時にかける
これも理由は同じです。
MS処理で各トラックが明瞭に聴こえるようになると、エフェクトも効きやすくなります。
2MIX前にマスタートラックへリバーブをかけていると、マスタリングのときに「思っていたより深くかかっているぞ」となります。
そこからミックスに戻ってリバーブを下げて、また2MIXして…という繰り返しになります。
マスタートラックへのリバーブは、MS処理のあとにかけたほうが効率的です。
このあとのマスタリング

ワンランク上の作品にしたいなら、マスタリングまで行うことをおすすめします。
- 2MIXまで
- トラックごとの編集が中心
- マスタリング
- 楽曲全体のバランスを見ることに特化した作業
僕が推奨しているのはMS処理という方法です。
よくある質問

2MIXについて、よくいただく質問は以下のとおりです。
- MP3で書き出してはいけませんか?
- 2MIXとマスタリングは何が違いますか?
- 書き出した音が思っていたのと違うときは?
- 2MIXのファイルは残しておくべきですか?
順番にお答えしていきます。
MP3で書き出してはいけませんか?
配布用の最終ファイルならMP3でも構いません。
ただしマスタリング前の2MIXでは避けてください。
この段階で音質を落とすと、そのあとの作業がすべてその音質の上で進みます。
2MIXとマスタリングは何が違いますか?
2MIXはトラックごとのバランスを決めてまとめる作業、マスタリングは楽曲全体を仕上げる作業です。
見ている単位が違う、と考えると分かりやすいです。
書き出した音が思っていたのと違うときは?
プラグインの並び順を確認してみてください。
リミッターは必ず一番後ろです。
2MIXのファイルは残しておくべきですか?
マスタリングが終われば不要になります。
ただし往復することを考えると、作業が完全に終わるまでは残しておくほうが安心です。
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関連記事で気になるものがありましたらご覧いただけると嬉しいです。
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まとめ

レコーディング → ミックス → 2MIX → マスタリング。
今回は3番目の作業を紹介しました。
- WAVEかAIFFで書き出す(MP3は避ける)
- 24ビット・44100・インターリーブ・ディザリングなし・ノーマライズオフ
- バランスを決めてから書き出す
- マスタートラックへのリバーブは、マスタリング時に
2MIXでも十分に聴ける音源になります。
ただ、ワンランク上を目指すならマスタリングまで行うのがおすすめです。
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→ A4用紙1枚でCDジャケット制作|コスパ重視の紙ジャケット自作方法
わからないことがあれば、コメントやメッセージでお気軽にどうぞ。


