・家でギターや歌を録音すると、音が篭ったりノイズが気になってしまう
・うまく録れないことを相談する場所がない
・自分の部屋で、どうやったら録音環境を改善できるのか知りたい
このように悩んでいる方は多いです。

うまく録れなくてネットで調べるけど、じゃあ自分の部屋ではどうしたらいいの??って思うんですよね。
そこで、この記事では「自宅でギター録音が劇的に上手くなる6つのコツ」をわかりやすく解説します。
※筆者はこんなかんじの人です。(略歴)
- ギター歴は30年、弾き語りライブ歴は25年、宅録歴は13年あります
 - 宅録でオリジナルアルバム6作品を制作し1000人以上の方に販売した経験があります
 - 島村楽器主催の宅録コンテスト「録れコン」で全国ファイナリストに選ばれた経験もあります
 
この記事を読めば、今の環境でも音質を大きく改善できる方法が分かり、ギターの演奏そのものも自然とレベルアップしていきます。
自宅での録音をもっと楽しみたい方は、ぜひ最後までお読みください。
自宅録音がうまくいかない理由と解決のヒント

自宅でギターを録音していると「音がこもる」「ノイズが入る」「マイクの位置がわからない」など、思い通りの音にならずに悩むことはありませんか?
多くの人が最初につまずくのは、
- 部屋の響きなど“環境”の問題
 - 機材設定やマイクの扱いなど“技術”の問題
 - ネットの情報だけでは分からない“自分の環境に合った答えが見つからない”という壁
 
こうした悩みは、誰でも必ず通る道です。
けれども一人で試行錯誤を続けていると、時間ばかりが過ぎてしまい

もう録音は向いていないのかも…
と感じてしまうこともあります。
そんなときは、プロに相談するのがいちばんの近道です。
筆者(ほっしー)は、ココナラを通じて「自宅での録音方法」や「Logicの設定方法」などをビデオ通話で直接サポートしています。(顔出し無しでOK)
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あなたの部屋の環境や機材をチェックさせていただき、最適な録音方法を一緒に考えます。
この記事では、まず自分で改善できる6つの具体的なコツを紹介します。
読んで実践してみて、「もう少し詳しく聞きたい」「自分の音をチェックしてほしい」と思ったら、ぜひココナラでお気軽にご相談ください。
コツ① 正しい録音環境を整える

自宅で録音する際にまず意識すべきは「環境」です。
どんなに高価な機材を使っても部屋の環境が整っていないと音はこもり、ノイズが混じり、仕上がりが安っぽく聞こえてしまいます。
正しい録音環境を整えるために、すぐ取り入れられる解決策を3つ紹介します。
- 不要な反射音・ノイズを抑える
 - 静かな時間帯を選ぶ
 - 録音スペースを固定する
 
順番に見ていきましょう。
不要な反射音・ノイズを抑える
ギター録音では「部屋鳴り」が音を濁らせる原因になります。
「部屋鳴り」とは、音(歌や楽器)が壁や床などに反射し反響音として残る現象です。物のないがらんとした部屋で手を叩いたり声を出したりすると響きますよね。それが部屋鳴りです。
部屋鳴りの反響は録音には不向きなので、なるべく抑えましょう。
一番簡単なのは、カーテンやラグ、吸音パネルを使って反射を軽減させる方法です。
ソファーを置くのもいいです。部屋に布類が多いと反響を抑えてくれるのでおすすめです。
それと家電のノイズを抑えることも重要です。
家電のノイズといえばエアコンと冷蔵庫です。ちょっとしたノイズでもコンデンサーマイクが拾ってしまうので、録音中は可能な限りエアコンをオフにするのが理想です。
録音する場所の近くには冷蔵庫を置かないように注意しましょう。
静かな時間帯を選ぶ
昼間よりも夜や早朝など、周囲の生活音が少ない時間を狙うとノイズを最小限に抑えられます。
ただし夜間は演奏音の近隣トラブルに注意。ヘッドホンを活用して、音量を抑えてのチェックをおすすめします。
アパートなど住環境によっては、平日の昼間の方が静かでクレームのリスクも抑えられるかもしれません。
録音スペースを固定する
毎回セッティングを変えると、録音の音質が不安定になります。
例えば「ギタートラック1」と「ギタートラック2」で部屋の録音場所やマイクの位置が違うと、楽曲の一体感がなくなりチープな印象になります。

「机の右側で録る!」
「マイクの距離は常に15cm!」
など、自分なりの録音ポジションを決めておくことで、音の再現性が高まります。
コツ② 機材選びは“目的”から考える

録音を始めたばかりの人ほど、「どの機材が一番いいの?」と迷いがちです。
しかし大切なのは“高価な機材”をそろえることではなく、「目的に合った機材」を選ぶことです。
- まずは「何を録りたいか」を明確にする
 - 「性能」より「使いやすさ」を優先しよう
 - 必要最低限からスタートする
 
順番に見ていきましょう。
まずは「何を録りたいか」を明確にする
自宅録音と一口に言っても、目指すサウンドは人それぞれです。
- 弾き語りを自然に録りたいのか
 - エレキギターをラインで録って加工したいのか
 - 高品質な歌ってみた動画を作りたいのか
 
目的が違えば、必要な機材も大きく変わります。
たとえば、弾き語り中心ならコンデンサーマイク+オーディオインターフェイス。
エレキギター中心ならオーディオインターフェイス+アンプシミュレーター。
歌中心ならポップガード+リフレクションフィルターなど、用途に合わせた組み合わせを意識しましょう。
「性能」より「使いやすさ」を優先しよう
機材スペックの数字にこだわるより、自分にとって扱いやすいかが重要です。
ケーブルの抜き差しや、音量調整がスムーズにできることが、録音の快適さを左右します。
また、初心者ほど「セットアップが簡単」な機材を選ぶことで、録音に集中できます。
必要最低限からスタートする
最初からすべてをそろえる必要はありません。
録音を重ねるうちに「もう少し音をクリアにしたい」「声が近くに聞こえるようにしたい」など、課題が見えてきます。
そのタイミングで段階的に機材をアップグレードしていけばOKです。
コツ③ マイクの位置と角度で音が激変する

同じギター、同じマイク、同じ部屋でも――
マイクの位置や角度を少し変えるだけで、録れる音はまったく別物になります。
- マイクは「サウンドホール正面」を避けるのが基本
 - マイクの距離は「15〜20cm」が目安
 - 角度で音のキャラクターを変える
 - 歌を録るときは「ポップガード」をつける
 
順番に見ていきましょう。
1. マイクは「サウンドホール正面」を避けるのが基本
アコースティックギターを録るとき、ついサウンドホール(穴)の正面にマイクを向けたくなります。
しかし、ここは低音が強く出すぎてこもりやすい位置です。
おすすめは、12フレット(ネックとボディの境目)あたりを狙うこと。
音のバランスがよく、自然な響きで録ることができます。
2. マイクの距離は「15〜20cm」が目安
マイクを近づけすぎると息づかいや弦ノイズが強調され、離しすぎると部屋の響きが増えます。
一般的には、15〜20cmほど離して録ると安定した音になります。
もしルームリバーブ(部屋鳴り)が気になる場合は、**反射音を抑える工夫(布や吸音材など)**をすると効果的です。
3. 角度で音のキャラクターを変える
マイクを少し斜めにしてみるだけで、音の印象がガラッと変わります。
・正面から当てる → 明るく、アタック感が強い音
・斜め(15〜30度)に当てる → 柔らかく、耳に心地よい音
この角度調整で「自分の理想の音」を探すのが、宅録の楽しさのひとつです。
4. 歌を録るときは「ポップガード」をつける
ボーカル録音でも、マイクを真正面から狙うと息がぶつかって“ボフッ”というポップノイズが入りやすくなります。
ポップガードを使用してポップノイズを除去すると、自然でクリアな声を録ることができます。
コツ④ 録音レベルとモニター環境を整える

録音のクオリティを大きく左右するのが、録音レベルとモニター環境です。
せっかく良い演奏をしても、録音レベルが適切でなかったり、モニターの状態が悪いと、後でどれだけ加工しても納得のいく仕上がりにはなりません。
- 録音レベルは「0dBを超えないギリギリ」を狙う
 - リミッターやコンプレッサーを「かけ録り」する
 - 「モニター用」のスピーカーやヘッドホンを用意する
 
順番に見ていきましょう。
1. 録音レベルは「0dBを超えないギリギリ」を狙う
デジタル録音では、0dBを超えると音がクリップ(歪み)してしまいます。
そのため、**0dBを少し下回るギリギリのライン(-1〜-3dB程度)**を狙うのが理想です。
録音レベルが小さすぎると、後でMIX段階で音量を上げた際にノイズも一緒に増幅されてしまいます。
つまり、「音を大きく録る=ノイズを目立たせない」ことにもつながるのです。
ポイントは、
- 録音中にメーターを常にチェックする
 - ピークが一瞬だけ-1dB付近に届くくらいを目安にする
 - 歌や演奏が盛り上がる部分でもクリップしないよう注意する
 
これを意識するだけで、録音全体のクオリティがぐっと上がります。
2. リミッターやコンプレッサーを「かけ録り」する
リミッターは、音割れ(クリッピング)を防ぐ目的で使用するエフェクトです。
コンプレッサーは、音量(ダイナミクス)を整え「大きすぎる」や「小さすぎる」を最適化するためのエフェクトです。
これらをあらかじめ設定した状態でレコーディングすると音が割れにくく、またレコーディングもしやすくなります。
3. 「モニター用」のスピーカーやヘッドホンを用意する
録音した音を正しくミックスするためには、モニター(スピーカーやヘッドホン)の環境が重要です。
・スピーカーは左右対称、耳の高さにツイーターを合わせる
・壁から30〜50cmほど離して設置
・デスクや壁の反射を避けるように配置
といった基本を守ることで、音の定位やバランスが安定します。
ヘッドホンの場合は、リスニング用ではなく「モニターヘッドホン」を選びましょう。過剰な低音や高音がなくフラットに聴けるため、録音時のミックスが正確になります。
コツ⑤ EQとコンプで“プロっぽい音”に仕上げる

録音したギターや歌の音が「なんだかモヤッとして聴きにくい」「音の輪郭がぼやけている」と感じたら、それは『周波数のぶつかり』が原因かもしれません。
EQ(イコライザー)とコンプレッサーを正しく使うことで、録った音がグッとプロっぽくなります。
1. EQはまず「引き算」が基本
多くの録音で「とにかく音を上げよう」「もっと明るくしよう」とブースト(上げる)しがちですが、実はEQで一番効果的なのは 不要な周波数をカットすることです。
例えば:
- 極低域(100 Hz以下)は多くの楽器で不要なのでカットしてスッキリさせる
 - 各トラックで他の楽器とぶつかる帯域(例えば200〜800 Hzあたり)を控えめにしてあげると、主役の声やギターがより明確になります
 
🎸 ギター録音における具体例としては:
- アコースティックギター:100 Hz以下を大きくカット → 200〜600 Hzあたりを少しカットして“モヤ”を減らす。
 - ボーカル:100 Hz以下をカットして濁りをとる。2〜4 kHzあたりに軽く“抜け”を与える。
 
参考のひとつとして試していただけたら嬉しいです。
2. コンプレッサーで音量のムラを整えてまとまりを出す
コンプは音量が「大きすぎる」や「小さすぎる」という録音時の“バラつき”を整えるための強力なツールです。
比率(Ratio)・しきい値(Threshold)・アタック/リリースといったパラメータを理解して、自然なまとまりを出すことがポイントです。
例えば:
- Aメロが小さく、サビが大きく聴こえてバランスが悪い
 - ボーカルが埋もれてしまって聴きにくい
 
このような悩みはコンプレッサーを適切に使うことで解消できる可能性が高いです。
適度なコンプ処理は、各音の“粒”を揃えて、録音全体の印象をグレードアップさせてくれます。
コツ⑥ 録音後のチェックと微調整で差をつける

録音が終わった瞬間、「これで完成!」と思いがちですが、実は本当の勝負はここからです。
PAN(定位)やタイミングを少し調整するだけで、音の立体感や完成度が驚くほど変わります。
プロの作品のような“整理された音”を目指しましょう。
1. PANで音を立体的に配置する
PANとは、音をステレオの左右どちらに振り分けるかを決める設定のことです。
録音したトラックをすべてセンターに置くと、音が重なってごちゃごちゃしてしまいます。
各パートをバランスよく配置することで、空間の広がりと聴きやすさが生まれます。
🎧 具体的なPANの目安
- ボーカル:センター(ど真ん中)。主役はここ。
 - バッキングギター(弾き語りなど):少し左または右(±3〜10程度)。
 - コーラスやサブギター:バッキングギターと反対側へ。
 - リズム楽器(カホン・パーカッションなど):軽く左右に散らす。バスドラムはセンター。
 
PANを決めるときのコツは、「その場にバンドが立っているように想像すること」。
自分がステージの前に立って聴いているイメージで配置すると、自然で気持ちのいい定位になります。
2. タイミング補正で“ノリ”を整える
せっかく良い演奏でも、他のトラックと微妙にズレていると「なんとなく気持ち悪い」印象になります。
タイミング補正はそのズレを直して、リズム全体を引き締める工程です。
大きなズレは必ず録り直し、タイミング補正の工程では微妙な調整をしましょう。
🎸 こんなときにチェック!
- ギターのストロークがドラムより少し遅れている
 - コーラスがメインボーカルと微妙にズレてハモりが濁る
 
DAWの波形を見ながら、聴感を優先して微調整していきましょう。
やりすぎると機械的になってしまうので、「人間らしいゆれ」を残すことがポイントです。
よくある失敗とその解決法

どれだけ気をつけて録音しても、最初のうちは「うまく録れない」「なんか違う」と感じることがあります。
でも大丈夫です。よくある失敗の多くは、ちょっとしたポイントを直すだけで劇的に改善できます。
ここでは、自宅でギター録音をするときによくある3つのトラブルと、その解決法を紹介します。
① 録音した音がこもって聞こえる
原因: マイクの位置・角度・距離が適切でない可能性があります。
たとえば、マイクをサウンドホールの正面に近づけすぎると、低音が強調されてモコモコした音になります。
解決法:
- サウンドホールから 15〜30cm離し、フレット寄りを狙う(12フレットあたりがよい)
 - 録音後にEQで100Hz未満をカット(ローカット)
 
少しのマイク調整とミックスで、びっくりするほどクリアな音に変わります。
② 録音レベルが小さすぎてノイズが目立つ
原因: 録音時の入力ゲインが低いまま録ってしまうことが多いです。また、マイクから離れすぎている可能性もあります。
あとから音量を上げても、ノイズまで一緒に増幅されてしまいます。
解決法:
- 「音割れしない最大限の大きさ」で録る
 - ボーカルはマイクからこぶし1つ分の距離で、ポップガードをつける
 - それでもノイズが入る場合は、オーディオインターフェースやケーブルの見直しも
 
入力レベルを最適化するだけで、音の抜けが大きく変わります。
③ ミックスすると音がごちゃごちゃする
原因: すべてのトラックをセンターに置いている、またはEQ処理が重なっているケースが多いです。
解決法:
- ギターを左右にPANして空間を作る
 - EQで不要な帯域をカット(特に200〜400Hz付近の“こもり帯域”)
 - ボーカルやメイン楽器の邪魔になる中域を少し引く
 
「空間の整理」は、上手なミックスの基本。少しずつでも左右に振り分けると、音が立体的に広がります。
✅ それでもうまくいかないときは…
録音環境や部屋の構造、マイクの種類によって、最適解は少しずつ違います。
もし「自分の環境でどう調整すればいいのか分からない」と悩んでいるなら、ココナラでのオンライン相談をご活用ください。
あなたの部屋の写真や録音サンプルを見ながら、
「マイクはここに置くと良い」「このノイズはここを直せば解決する」
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まとめ|あなたの録音を“作品”に変える

自宅でのギター録音は、ちょっとした工夫と知識で見違えるほどクオリティが上がります。
今回紹介した6つのコツを振り返ると──
- 録音環境を整える
 - 機材を“目的”から選ぶ
 - マイクの位置と角度を工夫する
 - 録音レベルとモニターを最適化する
 - EQとコンプで音を整える
 - 録音後のチェックと微調整で完成度を上げる
 
これらを意識するだけで、あなたの録音は確実に“作品”へと近づきます。
独学で悩んだら、プロに相談するのが最短ルート
とはいえ、
「部屋が狭くて反響音が多い」
「どのマイク位置が合っているのか分からない」
「EQを触っても音が変じゃない?」
このように悩む方もいらっしゃると思います。
ネットで調べても、最終的に「自分の環境でどうすればいいのか」はなかなか見えてこないもの。
そんなときは、ココナラのビデオ通話相談サービスを活用してください。
実際にあなたの録音環境や機材構成を見ながら、
- マイクの設置位置
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「独学で何日も悩んでいたことがあっという間にスッキリした」と言われる方も多いです。
筆者のプロフィール
シンガーソングライター・ギタリストとして活動するかたわら、自宅での録音・ミックス・宅録ギター制作などを行っています。
- ギター歴は30年、弾き語りライブ歴は25年、宅録歴は13年あります
 - 宅録でアルバム6作品を制作し1000人以上の方に販売した経験があります
 - 島村楽器主催の宅録コンテスト「録れコン」で全国ファイナリストに選ばれた経験もあります
 
これまでココナラでは
- 歌ってみた・弾き語りの録音サポート
 - 打ち込み曲へのギター演奏追加
 - 宅録に関するレクチャーやアドバイス
 
など、幅広いご相談に対応してきました。
特に「自宅で録音してもうまくいかない」「EQやコンプの設定がわからない」といった方からのご相談が多く、
「今まで悩んでいたことがやっと解決した」「録音が楽しくなった!」という嬉しいお声もたくさんいただいています。
録音は、難しそうに見えて“ちょっとしたコツ”で劇的に良くなる世界です。
あなたの環境に合わせて、わかりやすく丁寧にサポートします。
一緒に、あなたの音を「作品」に育てていきましょう。
																	
																	
																	
											
						
						
						
												
						
						
						
												
						
						
						
												
										
					