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【弾き語りDTM】古くて新しい音楽【時代】

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生楽器を扱う音楽はいつも古くて新しい。

時代の流行りとかではなく、今それを聴いている自分を映した鏡みたいなもの。

弾き語りはコード進行や歌詞などで古き時代が垣間見えることはあれど、

アコギの音はアコギの音。

アコースティックギターと歌。アンプラグドの本質は変わらない。

つまり弾き語りDTMなら後世に残ってもあまり古くならないよ、という結論の話です。

弾き語りの音は古くなりにくい、という理由

特に一時代を築いた電子サウンド系ミュージックは、強烈にその時代背景が見える。

「あの頃流行ってたシンセの音だね」とか

「ドラムの残響が80年代っぽい」みたいに。

それは本当にすごいことだと思います。みんなやってたんだもんね。

この曲のフルバージョンと弾き語りバージョンを聴き比べていただきたい。

マジで好き、この曲。ていうかこの二人すごすぎですよね。

音だけ聴くと、30年以上前のものとは思えませんよね。

その大きな理由のひとつは『つくられた音ではないから』

そして構成がシンプルであればあるほど、余白の部分を聴き手に想像させるんです。

聴き手がつくっていくんです。

だからいつ聴いても新鮮。

生楽器の魅力

そして弾き語りに限らず、生楽器を扱うジャンルの音楽は古臭くなりにくい傾向があります。

何故なら生の楽器の出す音はいつの時代も変わらないからです。

クラシックしかり、ジャズしかり。

最近テレビでもよく取り上げられるようになったアイリッシュ音楽も例外ではありません。

アイルランドの民族音楽は遥か昔から存在し、

400年以上前にハープ弾きの盲目吟遊詩人ターロック・オキャロランが作曲した美しい曲達は今でも変わらぬかたちで多くの人々に愛されています。

アイリッシュパブで演奏されるセッション曲なども昔と変わらぬ形で現在も演奏される(日本でもアイリッシュ人口が近年爆発的に増えている)

ずっと昔から、良いものは良い。

無印良品の店内BGMでもアイリッシュ音楽は頻繁に使われる。

日本にも今、世界的に有名なアイリッシュバンドがいくつかあります。

さいごに

生楽器を使う音楽はいつも古くて新しい。

弾き語りも同じ。

余白を聴き手が想像して完成するものだから、いつも新鮮。

究極にシンプルだけど、奥が深い。

途中からアイリッシュの熱で大幅に脱線したけれども。

結論は、生の楽器演奏を引き立てるようなDTMをする。

改めて弾き語りDTMをやっている身として、生の楽器の音を大事にしていくべきだと感じました。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました^^

ABOUT ME
ほっしー
サラリーマンをしている宅録系ブロガー。 『宅録をしたことのない人が、機材を揃えて作品を作ったり「歌ってみた」「演奏してみた」などで自由に表現できるようになる』をテーマに日々ブログを書いています。 宅録でアルバム3作品をすべて自分で制作した経験あります。 島村楽器主催の宅録コンテスト【録れコン】で全国約3000曲の中から最終選考ノミネートされました。

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