ライブ中にトラブルはつきものですが、バンドじゃなくて一人だからこその対処法ってありますよね。
今回はそんな弾き語りライブならではのあるあるネタをまとめました。
トラブル時に心がけるポイント
ポイントは「トラブルがあっても極力演奏を止めないこと」です。
弾き語りは一人なので対処が難しいこともあると思いますが、
楽しみながら対処していければお客さんも楽しいですね。
よくあるトラブルと効果的な対処法
僕が弾き語りライブで経験してきたことや見てきたことの中で
本当に多い事例を4つピックアップしました。
持っていたピックが演奏中に飛んでいく
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すっぽ抜けちゃうこと、あるんですよね。
でも演奏中だから焦る焦る。
取りにいけないよね。
ー対処法ー
演奏を止めず、爪でストローク!
やり方にコツが要ります。
指にはほぼ力を入れずやわらかい状態で、体温計を振るように(あまり通じない・・・?)
手首のスナップをきかせて振る。
僕の場合、弦に当てるのは中指と薬指の2本。
気を付けないと爪が割れて痛々しいことになりますので注意。
演奏中に弦が切れる
![](https://studiohosshi.com/wp-content/uploads/2021/04/adad422208aeddcca4355ec575f4987b-1024x683.jpg)
あるよねー。
僕は以前3弦や4弦が切れやすかったです。
ー対処法ー
弦が切れたままつづける。
一旦歌だけつづけてもらってその間に切れた弦をグイっとよける。
この時点でチューニングが明らかにずれてしまっている場合は、
オーディエンスに協力を求め手拍子などをしてもらっている間にこそこそチューニングをして演奏再開!
結果、みんなでライブをつくっている感覚にもなって楽しいです。
大事な音を担う弦だった場合は他の弦でその音が出せるか、
出せなければ代わりの音を考えて演奏できるとベター。この辺はけっこう難しいですが。
でもこれってチャンスなんです!
お客さんが普段より注目してますからね。
ピンチをチャンスにしましょう。
大事なのは、極力演奏を止めないこと。
カバー曲の間奏コードを忘れる
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歌の部分のコードって同じ部分が何回か出てくるから覚えていたりしますが、
間奏のところって忘れやすいんですよね。どんなニュアンスだったかな?みたいな。
ー対処法ー
即興でつくる。
自分の手癖でいけるコード進行などを、その曲のニュアンスに寄せてみるとすぐにでもやりやすい。
とりあえず何か弾き始めてから考えながらつなげていくんです。
その場合、常にゴールから逆算しながらギターを弾くこと。
大サビがⅠ始まりであれば直前の間奏がⅤで終わるように作り上げる
大サビがⅣ始まりであれば直前の間奏が ⅣーⅤーⅠーⅠセブンス で終えるようにする
など。
どうにも思い浮かばなければBメロのコードをひと回しすれば自然とサビに繋がるので悪くはないです。
ただお客さんとしては「この人が演奏する誰々のカバー」を見たいので、
そのままより演奏する人のオリジナリティーがあった方が良いとは思います。
歌詞を間違える
![](https://studiohosshi.com/wp-content/uploads/2021/04/64ce74341318208323c20d7b0620b1ad-1024x655.jpg)
不意に間違えちゃうから、自分でもびっくりするんですよね。
僕の場合、譜面台を立てていても歌詞が飛ぶことがあります^^;
ー対処法ー
方向性は2種類あります。
ひとつは「いかにバレずに復旧させるか」
もうひとつは「開き直る」
それっぽい言葉をあてている間に歌詞を見るか思い出すなどして復旧させます。
その時の自分の表情を決して動かしてはいけません。堂々としてください。
あれ、今なんて言ったんだろう。まぁいっか。
お客さんをそんな風に思わせたら勝ちです。
敢えて「間違えたーーー!!」って言います 笑
笑ってもらえると場が和んで良いですが、笑われないと爆死します。
ザ・諸刃の剣。
さいごに
今回はギター弾き語りライブならではのトラブルとその対処法をお送りしました。
ポイントは「トラブルがあっても極力演奏を止めないこと」
お客さんと一緒にトラブルを楽しみパフォーマンスとしてプラスに変えられれば最高ですね。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました^^