歌うことが好きでも

あなたの音域ってどれくらい?

と聞かれると、はっきり答えられない方は多いです。

自分の音域がわからないと、好きな曲がうまく歌えなかったり、高音で声が裏返ったりしてつい歌うのを諦めてしまうこともあります。

けれど、安心してください。

自分の音域を「知る」ことで、歌える曲数が何倍にも増えます。

声の知識を手に入れるだけで、自分に合うキーや曲が分かり、歌うことがずっと楽になります。

この記事では、音域の基礎から、アプリ・楽器・カラオケでできる具体的なチェック方法、さらには音域を活かした選曲のコツまで、まるっと解説します。

読み終わる頃には、

  • 自分の音域がどれくらいなのか
  • どんな曲が歌いやすいのか
  • どうすれば歌いやすくなるのか

が、地図のようにはっきり見えてきます。
» 自宅でできる!歌がうまくなる具体的な方法を解説

音域とは声や楽器が出せる音の範囲

音域(おんいき)とは、声や楽器が出せる音の“一番低いところ”から“一番高いところ”までの範囲を指します。

音域を知ることは、歌いや演奏で無理をせず自然に響かせるための第一歩です。

ここでは、音域の分類・決まり方・声質との違いをかんたんにまとめます。

音域の種類(声の分類について)

人の声は高さや質感に応じて大まかに分類されます。ポピュラー音楽では細かく分けすぎないことも多いですが、代表的には次のようなカテゴリがあります。

  • 女性の高め:ソプラノ、メゾソプラノ
  • 女性の低め:アルト(またはメゾ〜アルト域)
  • 男性の高め:テノール、カウンターテナー(ファルセット主体で高音を出す男性)
  • 男性の中低域:バリトン、バス(低め)

さらに「低音域/中音域/高音域」と大きく区分する見方もあります。

重要なのは分類の名前よりも、自分が安定して歌える最低音と最高音を把握することです。

声の出し方(チェストボイス、ミックス、ファルセットなど)によって実際に出せる音域が広がったり変わったりする点も覚えておきましょう。

音域が決まる生理学的要因(なぜ人によって違うのか)

音域は完全に“才能”だけではありませんが、身体の構造が大きく関係します。

主な要素は次の通りです。

  • 声帯の長さ・厚さ:長く厚めだと低音が出やすく、短く薄いと高音が出しやすい傾向があります。
  • 喉頭(のどの構造)や声道の長さ:声の共鳴や低音・高音の出しやすさに影響します。
  • 呼吸筋・肺活量:安定した息の支えがあると、より広いレンジで安定して歌えます。
  • ホルモンや成長(声変わり):思春期の変化で音域が大きく変わる場合があります。
  • 遺伝と骨格:顔の骨格や筋肉のつき方も音の響きに影響します。

生まれつきや成長の変化などで大きく変えることができないものもありますが、トレーニング次第で音域が拡張できることもあります。

正しい発声法・呼吸法を身につけることで、喉に負担をかけずに出せる音の幅を広げられます。

音域と声質の違い(両方とも大事だけど役割が違う)

音域と声質は混同されがちですが、意味は別です。

  • 音域:高さ(low〜high)の範囲。数値的・客観的に測れることが多い。
  • 声質(ティンバー):声の色や個性(明るい・暗い、柔らかい・硬い、こもる・抜ける など)。共鳴の仕方や声道の形で決まる。

同じ音域でも声質が違えば聞こえ方や合う楽曲は変わります。

音域はトレーニングで広げやすい一方、声質は生まれ持った特徴が大きく、完全に変えるのは難しいことが多いです。

ほっしー
ほっしー

声質を「変える」より、持っている声質を磨いていくイメージの方が合っています。

歌を上手く聴かせるには、自分の音域を把握した上で、声質に合った表現方法や曲を選ぶことが近道になります。
» 音程がわからない原因とは?改善方法を詳しく解説

自分の音域をチェックする方法

自分の音域を知る方法はいくつかあります。

ここでは、手軽にできるものから、より正確に測れる方法までを紹介します。

  • アプリを使う
  • ピアノやキーボードを使う
  • カラオケでチェックする
  • 専門家にチェックしてもらう

アプリを使う

音域チェック用のスマホアプリについて、特徴・使い方・おすすめ度をまとめてみました。

あなたの“歌いやすい声の範囲”を知るうえで、手軽に試せて便利です。
(※いずれも無料または無料版あり。ご自身の端末/OSにて対応状況をご確認ください)

1. カラオケ診断‑UtaPro

  • 特徴:マイクに向かって低めの声・高めの声を出して、あなたの音域を測定します。「自分の音域に合った曲」や「曲との相性」も計測してくれる多機能アプリです。
  • 簡単な使い方
    1. アプリを起動
    2. 指示に従って「今出せる一番低い声」「今出せる一番高い声」をマイクに入力
    3. 自分の音域範囲とその範囲に合った曲が一覧で表示されたり、指定の曲との相性%がわかります
  • おすすめ度:★★★★★(5/5)
    ボイトレ初心者〜中級者で「自分に合った歌を探したい」「カラオケ歌いやすくしたい」という方には特におすすめ。手軽さ+遊び要素ありなので、歌うモチベーションも上がります。

2. Vocal Tuner(ボーカルチューナー)

  • 特徴
    発声した音を音程の「波形」でリアルタイムに確認できるアプリです。今自分がどの高さの音を発しているのかがその場で可視化できます。音域チェックだけでなく、波形から音程のズレもわかるのでボイトレにも最適です。
  • 簡単な使い方
    1. アプリを起動し、マイクのアクセスを許可
    2. 発声すると、画面に「音階」「周波数」「ピッチのズレ」が表示
    3. 歌いながら、自分の音域を確認する
    4. 音程の波形を見ながら音程をコントロールする練習にも活用可能
  • おすすめ度:★★★★☆(4/5)
    精度が高く、音域チェック以外に「音程の安定練習」がしやすいのが大きなメリット。
    ただし、曲提案やスコア機能はないため、音域の測定や音程トレーニングに特化して使いたい人向けです。

3. 音程チェッカー

  • 特徴:音程をチェックするためのシンプルなアプリ。発した声の音階・音高・オクターブ・周波数・波形などを表示できます。(G3 mid1G ソ)のように3種類の表記が並べられているため、非常にわかりやすいです。iOS/Android両対応のものあり。
    音域測定目的だけでなく、楽器チューニングや音程矯正にも使われます。
  • 簡単な使い方
    1. アプリ起動 → マイク使用を許可
    2. 声を低め→高めに出してみて、どこまで響くか・音程が安定して出るか確認
    3. 設定で「マイク感度」を調整して、周囲ノイズを減らすと精度アップ
  • おすすめ度:★★★☆☆(3/5)
    非常にシンプルで「まず音域をざっと知りたい」という方には良い選択。でも「曲の提案」などの機能は少ないため、そこを求めるなら他のアプリと併用すると良いです。

ピアノやキーボードを使う

ピアノやキーボードがある場合、最も正確に音域を測定できる方法のひとつです。半音ずつ確認していくことで、自分の声の限界や得意な範囲を細かく知ることができます。

手順は次のとおりです。

  1. 基準音を鳴らす(例:真ん中のド=C4 など)
  2. 基準音から半音階ずつ下げていき、声を合わせてみる
  3. 無理なく出せて、音程が安定する“最低音”を記録する
  4. 再び基準音に戻る
  5. 基準音から今度は半音階ずつ上げていき、声を合わせる
  6. しっかり出せて、喉に力が入りすぎない“最高音”を記録する

この方法は、地声(チェストボイス)から裏声(ヘッドボイス)に切り替わるポイントも把握しやすく、
「どのあたりが歌いやすい音域か」
「どこから無理が出るのか」
を客観的に確認できます。

声は体調や時間帯によって微妙に変わるため、1回だけではなく複数回測定して平均値を取るのがおすすめです。

カラオケでチェックする

カラオケを使った音域チェックは、もっとも手軽で実践的な方法のひとつです。

とくに「お気に入りの曲」を使うと、普段の歌い方に近い状態で自分の音域を確認できます。

以下の手順で行なってください。

  1. お気に入りの曲を選ぶ
     普段よく歌う曲や、メロディをしっかり覚えている曲がおすすめです。
  2. キーを変えながら複数回歌う
     最初は原曲キーで歌い、そこからキーを上下に動かしながら
     「無理なく歌えるキー」を探します。
  3. 安定して出せるキーを把握する
     ・高音で喉が締まらない
     ・低音で声がかすれない
     ・息継ぎが自然にできる
     この3点が満たせるキーが「自分に合っているキー」です。
  4. そのキーで歌ったものを録音しておく
     スマホ録音でも十分です。録音しておくことで、あとで客観的に判断できます。
  5. 自宅で録音データを元に音域をチェックする
     録音した歌声を聴きながら、音域チェックアプリやピアノ(アプリでもOK)を使い、
     曲中の最高音・最低音を確認します。
     この作業により、「自分が安定して出せる実際の音域」を正確に把握できます。

💡 ポイント

  • 曲をただ歌うのではなく、キーを変えたときの声の安定感をよく観察すること。
  • 喉の負担や疲れ方も重要な指標。
  • 周りの人に聴いてもらうと、より客観的なチェックができます。

この方法は、自分の声に合ったキーを見つけるだけでなく、実際の歌唱の中で自然に音域を把握できるため、とても効果的です。

ボイストレーナーにチェックしてもらう

自分だけで音域をチェックするのが不安な場合は、専門家に見てもらうのがもっとも確実です。プロのボイストレーナーなら、あなたの声質・発声癖・体の使い方を総合的に判断し、今の正しい音域を明確にしてくれます。

とくに 首都圏で対面レッスンを受けたい場合は「シアーミュージックが安心。

マンツーマンレッスンで基礎発声から音域チェックまでしっかり見てもらえます。教室数が多く通いやすいのも大きなメリットです。

一方で、場所に縛られず気軽に受けたいなら オンライン専門の「THE POCKETがおすすめ。

THE POCKETはオンラインボイトレに特化しているため、画面越しでもあなたの声の癖を丁寧に分析し、音域をどう広げていくかまで具体的なアドバイスを受けられます。

レッスンは1回50〜60分で4000円〜5000円が相場です。

ほっしー
ほっしー

僕の友人はシアーミュージックのボイトレに1年以上通っています。
かなりマイペースに通っていますが、めっちゃ歌上手いですよ。

専門家のサポートを取り入れることで、

  • 実際の音域
  • 地声・裏声の切り替えポイント
  • 声質に向いた曲やキー設定
  • 無理なく音域を広げる練習法

などを正確に把握できます。

自己流で悩むよりも短期間で改善できるため、「確実に歌がうまくなりたい」「音域を広げたい」という方には特におすすめの方法です。
» 歌が上手くなる腹式呼吸の練習方法を解説

音域チェック後に曲を選ぶポイント

音域を把握したら、次はそれをもとに曲を選びます。ポイントは次の3つです。

  • 音の高低
  • 声質
  • リズム

順番に見ていきましょう。

音の高低

曲を選ぶときは、自分の音域と曲の音の高さを照らし合わせてみましょう。注目ポイントは次のとおりです。

  • 曲全体の最高音と最低音
  • サビのピークの高さ
  • ロングトーンの場所や長さ
  • 音程の跳躍の大きさ

特にサビ部分は一番パワーが必要な場所なので、自分の得意な高さと合っているかが重要です。音の上下が激しい曲は難易度が上がるため、無理があると歌いにくさが出ます。

もし合わない場合でも、キーを変えれば歌いやすく調整できます。

曲全体の音域の広さも含めて、自分の声と相性の良い曲を探してください。

声質

声質とは、声の色や質感のことです。声帯や声道の形によって決まり、次のように表現されることが多いです。

  • 明るい/暗い
  • 柔らかい/硬い
  • 細い/太い

声質は曲の雰囲気と深く関係していて、バラードが映える声、アップテンポが映える声など、人によって得意分野が違います。

自分の声質に合った曲を選ぶと、力を入れなくても自然に魅力が引き出されます。

音域だけでなく声質との相性もセットで考えると、曲選びがうまくいきます。

リズム

リズムは曲の印象を決める大事な要素です。

次の点に注目すると、自分に合うかどうかを判断しやすくなります。

  • 速いテンポ、ゆっくりなテンポ
  • アクセントの置き方
  • 歌詞の音節の多さ

ゆっくりしたテンポの曲は言葉が置きやすく、初心者でも歌いやすい傾向があります。

一方、速いテンポの曲は難易度が高くなりますが、挑戦すると表現力の幅が広がります。

また、シンプルなリズムは歌いやすいですが、シンコペーションやオフビートなどの複雑なリズムは、より高い技術が必要です。

テンポと複雑さを見ながら、自分が気持ちよく歌える曲を選ぶことが大切です。
» 歌唱力が高くなるタングトリル(巻き舌)の練習方法を解説

音域別に歌いやすいアーティストの例

音域が分かると、どんなアーティストの曲が自分にフィットするかが見えてきます。

ここでは、低音域・中音域・高音域の3つに分けて歌いやすい曲を紹介します。

低音域での曲例

深みのある声や落ち着いた雰囲気が得意な人は、低音を中心にした曲が歌いやすいことが多いです。例えば次のようなアーティストの曲があります。

男性アーティスト

  • 星野源
  • 川崎鷹也
  • 福山雅治
  • BUMP OF CHICKEN
  • ASIAN KUNG-FU GENERATION
  • くるり

女性アーティスト

  • Aimer
  • 荒井由実(松任谷由実)
  • Every Little Thing
  • 絢香

低音域の曲は、重厚さや安定感が魅力です。

高音で無理をするより、自分の声の「得意な位置」で歌った方が表現が自然になります。

中音域での曲例

中音域は、多くの人にとって最も歌いやすいゾーンです。

ジャンルを問わず選びやすいのも特徴で、次のようなアーティストの曲が代表的です。

男性アーティスト

  • back number
  • コブクロ
  • ポルノグラフィティ
  • スキマスイッチ
  • サザンオールスターズ

女性アーティスト

  • ヨルシカ
  • いきものがかり
  • あいみょん
  • 椎名林檎

中音域の曲はメロディーラインがシンプルで覚えやすく、自分の声質や好みに合わせて選びやすい領域です。

高音域での曲例

高音を主役にした曲は、伸びやかで印象的なメロディーが多いです。

高音域が得意、または挑戦したい方には次のようなアーティストの曲があります。

男性アーティスト

  • Official髭男dism
  • Mrs. GREEN APPLE
  • ONE OK ROCK

女性アーティスト

  • YOASOBI
  • miwa
  • 宇多田ヒカル
  • Superfly

高音域の曲はスキルアップにも最適ですが、無理は禁物です。

必ずウォーミングアップをして、喉に負担がかからない範囲で楽しむようにしましょう。
» ビブラートの基礎知識から練習方法まで徹底解説!

音域チェックで歌唱力を高めるポイント

音域チェックで歌唱力を高めるポイントは、以下のとおりです。

  • 自分の音域を把握し、合ったキーの曲を選ぶ
  • 好きな曲のキーを自分の音域に合わせる
  • 無理に地声で出そうとせず、ファルセットやミックスボイスを活用する

順番に見ていきましょう。

自分の音域を把握し、合ったキーの曲を選ぶ

音域チェックで「どの高さなら安定して出せるか」がわかると、無理のないキーの曲を選べるようになります。

特にサビの最高音が自分の限界を超えている曲は、喉に負担がかかりやすく、音程が不安定になりがちです。

曲を選ぶときは次の点を確認しましょう。

  • 曲中の最高音と最低音が、自分の音域に収まっているか
  • サビの高音が苦しくないか
  • 低音がスカスカにならず、安定して響いているか

自分の場合は音域低めで、声質的には星野源が合うかな

こんな感じで選曲してもらえればいいと思います。

自分の音域と一致する曲を選べば、無理なく伸びやかに歌え、歌唱全体の安定感も大きく向上します。

好きな曲のキーを自分の音域に合わせる

音域が合わない曲でも、キーを調整すれば歌いやすくなります。

カラオケやDAW(宅録環境)があれば、簡単にキーを変えて試すことができます。

調整のポイントは次のとおりです。

  • サビの高音が少し余裕を持って出せる高さに設定する
  • 低音が弱くならない範囲で下げすぎない
  • 自分のベストなキーを決めたら、そのキーで録音して確認する

録音して後から聴くことで、客観的に「最も安定して歌えているキー」が判断できます。

Official髭男dismの「Pretender」は-4のキーでちょうどいい!

このように、高音域のアーティストでも自分に合ったキーに変えて歌うことができるようになります。

ファルセットやミックスボイスを活用する

高音をすべて地声で出そうとすると、喉に負担がかかり、声が枯れたり音程が不安定になりやすいです。
そのため、ファルセット(裏声)やミックスボイスを活用することが非常に効果的です。

こんなときに裏声・ミックスボイスを使う

  • サビの高音が地声では苦しい
  • 声が押しつぶされたような響きになる
  • 張り上げてしまい音程が不安定になる

ミックスボイスを使うメリット

  • 地声の強さと裏声の軽さを両立できる
  • 高音を無理なく伸ばせる
  • 喉の負担が減り、長時間歌っても疲れにくい

音域チェックで「どこから地声が苦しくなるか」を把握し、その境目をスムーズにつなぐ練習を行えば、高音の表現がぐっと楽になります。

音域チェックに関するよくある質問

音域チェックについて寄せられる質問の中から、特に多い2つをまとめました。

  • 音域は年齢とともに変わる?
  • 音域拡大はどの程度可能か?

順番にお答えします。

音域は年齢とともに変わる?

音域は、声帯や喉の構造が変化するため、年齢とともに少しずつ変わることがあります。

一般的には、若い頃は高音が出やすく、年齢を重ねると低音が安定しやすくなる傾向があります。

ただし、変化の度合いには個人差があります。以下の生活習慣も音域に影響します。

  • 喫煙
  • 飲酒
  • ストレス
  • 睡眠や食生活などの生活習慣

定期的なボイストレーニングを行えば、加齢による音域の変化を最小限に抑えられます。

ときどき音域を測って、自分の声の変化を把握することが大切です。

地声と裏声は別々に音域を測るべき?

はい。「地声音域(チェストボイス)と裏声音域(ファルセット)」は役割が異なるため、
音域チェックではそれぞれを分けて測るとより正確に理解できます。

  • 地声:話し声に近く、力強い音を出しやすい
  • 裏声:軽く柔らかい音色で、高音域

さらに「地声 ↔ 裏声の切り替わりポイント(ブリッジ)」を知ると、ミックスボイスの習得にも役立ち、高音の安定につながります。

まとめ

自分の音域を知ることは、歌をより楽しむための大切な基盤です。

音域チェックは、アプリ・ピアノやキーボード・カラオケなど、身近な方法で気軽に行えますし、より正確に知りたい場合は専門家に相談するのも有効です。

音域がわかったら、曲選びでは「音の高さ」だけでなく、「声質」「リズム」「歌いやすいキー」といった要素にも注目しましょう。

得意な音域(低音域・中音域・高音域)が分かると、自分の魅力を活かせる曲を見つけやすくなります。

また、正しいトレーニングを続ければ音域は少しずつ広がり、歌える曲の幅もどんどん増えていきます。

音域は年齢や体調によって変わることもあるため、定期的にチェックして自分の声の状態を把握することも大切です。

この記事で得た音域の知識を活かし、自分に合った曲や練習方法を見つけて、歌う時間をもっと豊かで楽しいものにしてみてください。
» 「歌ってみた」の作り方完全ガイド

ABOUT ME
ほっしー
サラリーマンをしている宅録系ブロガー。 『宅録をしたことのない人が、機材を揃えて作品を作ったり「歌ってみた」「演奏してみた」などで自由に表現できるようになる』をテーマに日々ブログを書いています。 宅録でアルバム3作品をすべて自分で制作した経験あります。 島村楽器主催の宅録コンテスト【録れコン】で全国約3000曲の中から最終選考ノミネートされました。