曲の終わり方ってどうすればいいの?
ギターでジャーン!って弾いた音を自然に小さくして終わりたいんだけど。
DAWソフトで作品をつくり始めると、このような疑問が出てくると思います。
そんな時に便利な機能「オートメーション」を今回解説します。
オートメーションとは
オートメーションとは、デジタルオーディオワークステーション(DAW)で使用される機能で、ボリュームフェーダーなどのパラメータを時間の経過に沿って自動的に変化させる技術です。
これにより、手動でフェーダーを操作することなく、音のフェードインやフェードアウト、エフェクトの調整などを正確に行えます。
特にギターの終わりの音を自然に減衰させる際に便利で、環境音が混入するのを防ぎ、クリーンな仕上がりを実現します。
オートメーションを使わないと・・・
逆にオートメーション機能を使わないと、
エンディングのサスティーン(音の伸び)が消える時まで身を潜めてじっとしていなければいけません
僕は大学時代に初めてMTRでCDを作った時、そうしていました。
静かな状態になってからの録音時間が長いため、環境音が入ることが多く、何回も録り直した思い出があります
オートメーション機能を使うと、あの頃難題だったことがいとも簡単に解決できるんですよね
オートメーション機能の使い方
Logic Pro Xでのオートメーション機能の設定手順について説明します。
まずこのマークをクリックします。
するとリージョンの雰囲気が変わり、オートメーション編集が可能になります。
そして必要なトラックを編集していきます。
リージョン内の適当な位置でクリックすると、真横に一本線が引かれます。
これが横軸になるボリュームグラフみたいなもので、
クリックした箇所に点が出現し、点を2個以上出現させてから動かしたいところのボリュームを編集していく感じです。
急に下げると
「あ、ボリュームいじったな」
と聴き手に伝わってしまうので、緩やかに聴こえるよう調整しましょう。
こんなかんじで使います。
まとめ
●エンディングでオートメーションを使うメリット
- ギターのサスティーンが消えるまで長時間耐える必要がない
- 最後の最後で環境音が入る可能性が減る
●エンディングでオートメーションを使うデメリット
- 操作によってはエンディングが不自然になりがち
デメリットに関しては技術でカバーできるので、慣れればメリットしかありません。
まだ試したことのない方は、是非今日から実践してみてください。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました^^