グループ機能は、複数のトラックに同じ操作をまとめてかけられる機能です。

こんにちは!弾き語りライブ歴20年以上、宅録コンテスト「録れコン」ファイナリストのほっしー(@studiohossy)です。

同じ楽器を何本かに分けて録っていると、毎回すべてに同じ操作をすることになるからです。
手間が増えるだけでなく、片方だけ直し忘れる事故も起きます。

ドラムのバスドラム・スネア・ハイハット。
弾き語りなら、コンデンサーマイクとダイナミックマイクで同時に録ったギター。

この記事では、グループでまとめられる項目と、設定の手順をまとめました。
ミックスの時短に直結します。

グループ機能でまとめて操作できること

グループ機能は、設定した複数のトラックに対して一括で同じ操作を行える機能です。

Logic Proの場合、以下の項目をまとめて操作できます。

  • 編集
  • 代替トラック
  • オートメーション
  • ボリューム
  • Pan
  • ミュート/ソロ
  • 入力/録音
  • センド1〜8
  • カラー
  • トラックの拡大/縮小
  • トラックを隠す

この中から、連動させたいものだけを選んでチェックを入れるかたちです。
全部を連動させる必要はありません。

ドラムのように、1つの楽器を複数トラックで扱うとき

バスドラム、スネア、ハイハット。
それぞれ別トラックで打ち込んでいても、扱いはひとつの楽器です。

個別に打ち込んで、編集はまとめてかける
これができると作業がぐっと速くなります。

弾き語りで考えると

僕らがやっている弾き語りでも、意外と役立ちます。

たとえばバッキングギターの録音で、コンデンサーマイクとダイナミックマイクの2本を同時に立てる場合。

この2トラックは、音量のブレンドバランスさえ決めてしまえば、あとは連動で構いません。

  • Pan
  • ミュート/ソロ
  • オートメーション
  • センド
  • 編集

これらをグループ化しておけば、片方を動かすだけで済みます。

何本も重ねたコーラストラックにも有効です。

グループ機能の使い方手順

手順は以下のとおりです。

  1. ミキサー画面でグループを作成する
  2. 連動させたい項目にチェックを入れる
  3. グループに名前をつける

順番に解説していきます。

1|グループを作成する

ミキサー画面で、グループを組みたいトラックの【Group】をクリックします。
『グループ設定を開く』を選び、設定ボタンから【新規】をクリックします。

ミキサー画面に【Group】が出ていない場合は、ミキサー画面で右クリックしてください。

「チャンネルストリップのコンポーネント」→「Group」にチェックを入れると表示されます。

2|連動させたい項目にチェックを入れる

ミキサー画面から【Group】をクリックして『グループ設定』を開くと、詳細を決められます。

ボリューム、Pan、ミュート/ソロなど、一括で操作したい項目だけにチェックを入れます。
これで完了です。

3|グループに名前をつける

グループ設定から、それぞれに名前をつけられます。

いくつかグループを作る場合は、以下のように名前をつけておくと分かりやすくなります。

  • ドラム
  • ギター(ブレンド)
  • コーラス

あとから見たときに何をまとめたのか一目で分かるので、必ずつけておきましょう。

フォルダトラックとの違い

似た機能にフォルダトラックがありますが、狙いが違います。

グループ機能
トラックは分かれたまま、操作だけを連動させる
フォルダトラック
リージョンそのものをひとつにまとめる。画面がすっきりする

操作を連動させたいならグループ、画面を整理したいならフォルダ。
併用しても構いません。

よくある質問

グループ機能について、よくいただく質問は以下のとおりです。

  • 一時的に連動を外したいときは?
  • 全部の項目にチェックを入れてもいいですか?
  • いくつまでグループを作れますか?
  • 録音のときにも使えますか?

順番にお答えしていきます。

一時的に連動を外したいときは?

グループ設定から、チェックを外せばその項目だけ連動しなくなります。

片方のトラックだけ音量を調整したい、という場面ではボリュームのチェックを外します。

全部の項目にチェックを入れてもいいですか?

入れられますが、おすすめしません。

連動しすぎると、片方だけ直したいときに毎回設定を開くことになります
必要なものだけにしておくほうが快適です。

いくつまでグループを作れますか?

ドラム、ギター、コーラスというように、用途ごとに分けて作れます。

名前をつけておけば、数が増えても迷いません。

録音のときにも使えますか?

使えます。
「入力/録音」を連動させておけば、複数トラックを同時に録音待機にできます。

2本のマイクで同時に録るときに便利です。

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まとめ

グループ機能は、複数トラックに同じ操作をまとめてかけられる機能です。

  • ミキサー画面の【Group】から作成する
  • 連動させたい項目だけにチェックを入れる
  • グループには必ず名前をつける

ドラムのバスドラム・スネア・ハイハットで本領を発揮します。

弾き語りでも、2本のマイクで録ったギターやコーラスで活躍します。

効率化できるところは、どんどん取り入れていきましょう。
浮いた時間は、音を良くするほうに使えます。

わからないことがあれば、コメントやメッセージでお気軽にどうぞ。

ABOUT ME
ほっしー
サラリーマンをしている宅録系ブロガー。 『宅録をしたことのない人が、機材を揃えて作品を作ったり「歌ってみた」「演奏してみた」などで自由に表現できるようになる』をテーマに日々ブログを書いています。 宅録でアルバム3作品をすべて自分で制作した経験あります。 島村楽器主催の宅録コンテスト【録れコン】で全国約3000曲の中から最終選考ノミネートされました。