宅録の工程は、録音・ミックス・マスタリングの3つだけです。ゴールはマスタリングです。

こんにちは!弾き語りライブ歴20年以上、宅録コンテスト「録れコン」ファイナリストのほっしー(@studiohossy)です。

先にゴールを知っておくと、いま自分がどこにいるのかが分かるからです

1曲に対して、ゴールとそこまでの地図を思い浮かべられるようになると、迷わなくなります。

読み終わると、全体の流れが簡単に把握できるようになります。

ゴールは「マスタリング」

マスタリングとは、ミックスして作られた2ミックス音源を、最終的な形に仕上げる作業です。

イコライザーやコンプレッサーなどで音量・音質・音圧を調整して、配信サイトやCDなど最終的なメディアに書き出せる状態にします。

つまり2ミックス音源の最終調整。ここがゴールです。

2ミックスとは

マルチトラックのデータを、ステレオ(LとR)2チャンネルにまとめたデータのことです。

バラバラだったトラックのバランスを整えてから、LRにまとめましたよ、ということ。

イラスト系のソフトでいうと、複数のレイヤーを最終的に結合させた状態が近いです。

そして、録音から2ミックスに至るまでの作業過程が、いわゆるミックス作業です。

【工程1】レコーディング

各トラックの入力作業です。

ギターや歌をマイクで録ったり、鍵盤で打ち込んだり。
素材をひとつずつ用意していく段階です。

この段階でチューニングと録音の質を詰めておくと、あとの工程がずっと楽になります。

【工程2】ミックス

各トラック単位でブラッシュアップして組み上げ、それを結合させて2ミックスにします。

音量のバランス、左右の定位、周波数の住み分け。
素材を「混ぜて」ひとつの曲にする工程です。

【工程3】マスタリング

出来上がった2ミックス音源を、1曲単位でブラッシュアップして聴きやすくします。

トラックごとではなく、楽曲全体として完成させる工程です。

ここまで来れば、作品は完成です。

全体像が見えたら、次は順番に覚える

3つの工程が頭に入ったら、次はそれぞれで何を覚えるかです。

録音からリリースまでに必要な14項目を、順番に並べたロードマップがあります。

必要な機材からそろえたい方は、こちらからどうぞ。

よくある質問

宅録の全体像について、よくいただく質問は以下のとおりです。

  • ミックスとマスタリングは何が違いますか?
  • マスタリングは必ずやるべきですか?
  • 工程を戻ってもいいですか?
  • どこでつまずく人が多いですか?

順番にお答えしていきます。

ミックスとマスタリングは何が違いますか?

見ている単位が違います。

ミックスはトラック単位マスタリングは楽曲全体
これだけ押さえておけば大丈夫です。

マスタリングは必ずやるべきですか?

2ミックスの状態でも十分聴ける音源にはなります。

ただ、ワンランク上を目指すならやったほうがいいです。

工程を戻ってもいいですか?

もちろんです。むしろ行ったり来たりが普通です。

マスタリングでバランスが変わって、ミックスに戻ることはよくあります。

どこでつまずく人が多いですか?

ミックスです。項目が多く、正解が見えにくいからです。

自分の判断に自信が持てないときは、誰かに聴いてもらうのがいちばん早いです。

宅録が独学で伸び悩む人へ|コンテストで評価される作品にする3つの視点

あわせて読みたい記事

関連記事で気になるものがありましたらご覧いただけると嬉しいです。

まとめ

宅録の全体像は、この3つです。

  • 【工程1】レコーディング……各トラックを入力する
  • 【工程2】ミックス……トラックを整えて組み上げ、2ミックスにする
  • 【工程3】マスタリング……楽曲全体を仕上げる

ゴールはマスタリング。そこから逆算すると流れが見えてきます。

1曲に対してゴールと地図を思い浮かべられるようになると、作業で迷わなくなります。

全体像がつかめたら、次はロードマップで順番に覚えていきましょう。

わからないことがあれば、コメントやメッセージでお気軽にどうぞ。

ABOUT ME
ほっしー
サラリーマンをしている宅録系ブロガー。 『宅録をしたことのない人が、機材を揃えて作品を作ったり「歌ってみた」「演奏してみた」などで自由に表現できるようになる』をテーマに日々ブログを書いています。 宅録でアルバム3作品をすべて自分で制作した経験あります。 島村楽器主催の宅録コンテスト【録れコン】で全国約3000曲の中から最終選考ノミネートされました。