まず確実に言えることは、100点(完璧)を目指さなくて良いんだということ
- 演奏と録音(MIX)のクオリティー 70~80点
- ちょっとした工夫 10点
合計80~90点 を目指す感覚で良いと思います。※実際コンテストで点数は出ません
今回は演奏と録音(MIX)のクオリティーのカテゴリーを分析していきます
ボーカルRECについて
コーラスワークについて
Reverbについて
ブルースハープのピンチ
僕がエントリーしてファイナリストまで残った作品がこちらです(ワンコーラスだけですが)
あとでYouTubeアップします。。
- ギターの重ね方とマイキング
- ボーカルREC
- コーラスワーク
今回は1.ギターの重ね方とマイキングを分析
ギターの重ね方とマイキングについて
ギターRECとMIXのポイント。どうやったかと言うと
ギターRECを、コンデンサーマイクとダイナミックマイクの2本でブレンド
メインバッキングとサブバッキングのアクセントをわざとズラし、
結果、ステレオ感が気持ちいいサウンドを実現
何故ブレンドしたのか
コンデンサーマイクとダイナミックマイクの2本でブレンド
これはよくある方法のひとつです
何故ブレンドしたかと言うと、単純に「良い音にしたかったから」
コンデンサーマイクメインでサウンドの骨格をつくり
足りない部分をダイナミックマイクで補うイメージ
それによって音の厚みが増す
それを期待しました
ダイナミックマイクで拾ったピッキングノイズやキラキラ感(主に高音域)をブーストさせることで、
ドラムのハイハット的なリズム効果を期待できると思いました
実際期待通りでした
具体的な方法について
- RODE NT-1A(コンデンサー)
- SHURE SM58(ダイナミック)
SM58とは楽器向けダイナミックマイクの代表格です。
ライブで、ラインがない楽器類の集音に幅広く使用されます。
単独ではレコーディングに不向きですが、
コンデンサーマイクとのブレンドでRECに使用する分では十分に使えるなと実感しました。
具体的な方法としてはこちらです
2トラック同時に録音する
DAWソフトによって方法は様々だと思いますが、
トラック1 Input1 コンデンサーマイクをOIのIN1へ接続
トラック2 Input2 ダイナミックマイクをOIのIN2へ接続
録音可能ボタンをトラック1、2両方オンにしておいて、
RECボタンで録音する
これで
トラック1→コンデンサーマイク
トラック2→ダイナミックマイク
それぞれの音が録音されるので、
どの割合でブレンドさせるかやイコライジングなど細かいことはそれぞれのトラックでMIXしていく
2本のバッキングギターのアクセントずらし
これはある意味小技です
エイトビートの8分音符1個ずらしで左右のバッキングギターのアクセントを
意図的にずらす部分をつくることで、独特なサウンドが生まれます
サビのコードリフで使ってます
これすごく気持ち良くて個人的に大好きなんですよね
結果ステレオのグルーヴ感が生まれ、1+1=2以上のものが実現します
まとめ
- ギターの重ね方とマイキング
- ボーカルREC
- コーラスワーク
今回は1について分析しました。
ギターRECを、コンデンサーマイクとダイナミックマイクの2本でブレンド
メインバッキングとサブバッキングのアクセントをわざとズラし、
ステレオ感が気持ちいいサウンドを実現
その具体的な方法について解説しました。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました^^