こんにちは!自宅レコーディングコンテスト【録れコン】でファイナリストに選出された経験があるほっしー(@studiohossy)です。
MIDIリージョンのトランスポーズ(キー変更)であれば簡単にできるが、オーディオトラックをトランスポーズするにはどういった操作が必要なのか
今回はLogic Pro Xにおけるオーディオトラックのトランスポーズ操作方法を記事にまとめました
(ちなみにMIDIリージョンのトランスポーズについてはこちらの記事です)
オーディオリージョンをトランスポーズする(つまりキーを変える)と、音質が少し変化します(波形自体に影響を与えるため)
実際やってみないと音質がどうなるかわからないところなので、やってみて有りか無しか判断してください
これはないなー
という場合は(command+z)で戻れば大丈夫です(便利なショートカットキーまとめ)
また、同様にLogic Pro Xの操作でお困りの方は MASTER OF Logic Pro X という書籍が非常におすすめです。
僕も1冊持っています。基礎の部分から図解式でわかりやすく理解できますので、よかったらチェックしてみてください。
では具体的な方法を説明します
オーディオトラックをトランスポーズする方法
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トランスポーズしたいオーディオファイルをダブルクリック
サンプルエディタから「ファイル」
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メニュー→「機能」→「Time and Pitch Machine」を選択する
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ピッチとともにテンポが変わってしまわないように
テンポチェンジの数値を「0」にします
トランスポーズの数値を変更します
100セントで半音変わりますので、
上げるのであれば+100セントごとに
下げるのであればー100セントごとに
設定し【処理をしてペースト】を選択しましょう
具体例
僕が過去に島村楽器主催のDTMコンテスト【録れコン】に応募した作品で、オーディオリージョンのトランスポーズをつかっています
楽曲のキーがE♭なのにE♭のブルースハープを持っていなかったので
Eのブルースハープを吹いてからトランスポーズさせました
多少音質は変わりましたが、
審査員の方からは「そのエピソードが逆にプラスになっています。いいですね」という内容のコメントをいただきました
録れコンで上位入賞したい方へ向けてのアドバイス記事も書いていますので、ご興味ありましたら併せてお読みください
【録れコンで入賞したい方へ】楽曲のクオリティーを上げるための3つのアドバイス|自宅をレコーディングスタジオにしよう-スタジオほっしー (studiohosshi.com)
さいごに
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MIDIリージョンであれば音質の変化なく簡単にトランスポーズできます
オーディオリージョンをトランスポーズすると音質の変化があるので、やってみて有りか無しかを判断しましょう
オーディオトラックをトランスポーズしなければならないシチュエーションは例えば『ボーカルのキー変更などの理由でバックトラック全体のキーを変更しなければいけなくなったとき』などです
そういったときは今回の方法を是非試してみてください
また、同様にLogic Pro Xの操作でお困りの方は MASTER OF Logic Pro X という書籍が非常におすすめです。
僕も所有しています。基礎の部分から図解式でわかりやすく説明されていますので、よかったらチェックしてみてください。
当ブログは初心者向け自宅レコーディングに関する記事を中心に発信しています。
さらに、自宅で手軽につくれるCDジャケットの制作方法もありますので、よかったらチェックしてみてください。→【A4用紙1枚でCDジャケット制作】コスパ重視の紙ジャケット簡単自作方法
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました^^
それでは、また。