Drummer機能は、設定したテンポに合わせて自動でドラムをつけてくれる機能です。

こんにちは!弾き語りライブ歴20年以上、宅録コンテスト「録れコン」ファイナリストのほっしー(@studiohossy)です。

1から打ち込むのではなく、ドラマーを選んで指示を出すという作り方だからです。
楽譜も、細かい知識も要りません。

ジャンルごとに何人ものドラマーがいて、その中から一人を選びます。
記事を書いた時点では32人から選べました。

Drummer機能でできること

Drummer機能を使うと、設定したBPMに応じて自動でドラムをつけてくれます。

ジャンルごとに数人のドラマーがいて、その中から個性に応じて一人を選び、細かい部分を作り込んでいくユニークな機能です。

イメージとしては、こうです。

  • 1からドラムを打ち込んでいくのではない
  • 「この人はどんなドラマーかな?」というところから作っていく
  • 人と接して作り上げていく感覚に近い

バンド練習やセッションで「ここはこんなかんじで演奏してよ」とお願いする、あの感覚です。

Drummer機能の基本的な使い方

手順は以下のとおりです。

  1. Drummerトラックを作成する
  2. ジャンルとドラマーを選ぶ
  3. Drummerエディタで細かく指示する

順番に解説していきます。

1|Drummerトラックを作成する

トラック作成の「+」ボタンから「drummer」を選ぶと、8小節のリージョンが自動で作られます

基本は、このリージョンを伸ばすなり増やすなりして使っていく流れになります。

2|ジャンルとドラマーを選ぶ

初期状態では、Pop RockジャンルのKyleというドラマーが選ばれています。
好きな人物を選んでみてください。

KyleはPop Rockが得意で、さらにその中にビートプリセットが8つあります。
同じドラマーでも多彩な表現ができるということです。

ここが、おおまかな方向性の決定になります。

3|Drummerエディタで細かく指示する

リージョンごとに、ドラマーへ細かい指示を出せます。

動かせるのは以下のようなものです。

  • 音量:小 ー 音量:大
  • 単純 ー 複雑
  • フィル
  • スウィング
  • 8th/16th

難しい言葉が並んでいますが、動かして聴けば違いはすぐ分かります。
難しく考えず、まずは触ってみてください。

曲の展開に合わせて指示する

実際の作り方はこうです。

  1. ドラマーを決める
  2. イントロ・Aメロ・Bメロ・サビと、区分ごとにDrummerリージョンを作る
  3. それぞれをDrummerエディタで編集する

上の画像は、1番目のリージョンの編集画面がオンになっている状態です。

★注意点。編集するリージョンを選択してから編集してください。

どのリージョンが選ばれているのかが少し分かりにくく、僕もよく戸惑います。

サビだけ複雑に、Aメロは静かに。
そうやって展開に合わせて表情をつけていきます

決めの一発を入れたいときはMIDIに変換する

「ここで決めの一発がほしい」という場面があります。
エディタの指示だけでは、そこまで細かい注文はできません。

そこで、DrummerリージョンをMIDIリージョンに変換します。

やり方は簡単で、Drummerリージョンを右クリックして【MIDIリージョンに変換】を選ぶだけです。

一瞬で緑色のMIDIリージョンに変わり、1音ずつ編集できるようになります

打ち込みの直し方は、ピアノロールの記事にまとめてあります。

Logic Proピアノロールの使い方|MIDI打ち込みの基本

よくある質問

Drummer機能について、よくいただく質問は以下のとおりです。

  • 弾き語りにも合いますか?
  • MIDIに変換したあと、元に戻せますか?
  • ドラムの知識がなくても使えますか?
  • 音が機械っぽくなりませんか?

順番にお答えしていきます。

弾き語りにも合いますか?

もちろん導入できます。

弾き語りに薄くドラムを重ねるだけでも、曲の推進力が変わります。
「単純」寄りに設定すると、歌の邪魔になりません。

MIDIに変換したあと、元に戻せますか?

変換直後ならCommand+Zで戻せます。

作業を進めたあとに戻したいときは、変換前のリージョンを複製しておくと安心です。

Logic Proで操作を元に戻す方法|Undoの使い方

ドラムの知識がなくても使えますか?

使えます。
むしろ知識がない人ほど恩恵が大きい機能です。

ドラマーを選んで、つまみを動かして、聴いて決める。それだけです。

音が機械っぽくなりませんか?

Drummer機能そのものは、かなり生っぽく叩いてくれます。

MIDIに変換したあとで気になる場合は、ヒューマナイズをかける手もあります。

ヒューマナイズとは?打ち込みを人間らしくする方法

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関連記事で気になるものがありましたらご覧いただけると嬉しいです。

まとめ

Drummer機能は、Logic Pro内蔵のドラマーが自動でドラムをつけてくれる機能です。

  • トラック作成の「+」からdrummerを選ぶ
  • ジャンルとドラマーを選んで方向性を決める
  • Drummerエディタで区分ごとに指示する
  • 細かい決めが必要ならMIDIリージョンに変換する

1から打ち込むのではなく、ドラマーにお願いする感覚で作れます。

弾き語りの宅録にも導入できるので、うまく活用すると面白いですよ。

まずは8小節のリージョンを作って、つまみを動かしてみてください。
それだけで曲の景色が変わります。

わからないことがあれば、コメントやメッセージでお気軽にどうぞ。

ABOUT ME
ほっしー
サラリーマンをしている宅録系ブロガー。 『宅録をしたことのない人が、機材を揃えて作品を作ったり「歌ってみた」「演奏してみた」などで自由に表現できるようになる』をテーマに日々ブログを書いています。 宅録でアルバム3作品をすべて自分で制作した経験あります。 島村楽器主催の宅録コンテスト【録れコン】で全国約3000曲の中から最終選考ノミネートされました。