YouTube用ジングルの作り方|アコギ7秒を全公開【音源あり】

YouTubeを始めたけど、オープニングが素っ気ない。

ジングルって、自分で作れるものなの?
こんにちは!弾き語りライブ歴20年以上、宅録コンテスト「録れコン」ファイナリストのほっしー(@studiohossy)です。

作れます。僕は7秒のジングルを、アコギ2本と付属音源だけで作りました。
自分のチャンネル用のジングルは、「長さ」「雰囲気」「使う楽器」の3つを先に決めるだけで形になります。
この3つが決まっていないと、7秒しかないのに何を入れるか延々と迷います。逆に決まっていれば、ラフ録りまで30分で着きます。
僕の場合はラフを3パターン録って家族に選んでもらい、そこから本録りに進みました。実際の音源も置いてあるので、聴きながら読んでみてください。
完成したジングル(7秒)

まずはこれが完成品です。
アコギ2本のアンサンブルがメインで、そこにMIDIの打ち込みを少し足しています。
家族に聴かせたら「朝の番組のCM前みたい」と言われました。狙いどおりです。
先にコンセプトを決めよう

録音を始める前に、コンセプトをこれだけ決めました。
- 長さは5〜10秒
- 明るく爽やかに
- アコギ2本+何かひとつ
たった数秒でも、決めずに始めると手が止まります。
7秒に入る情報はごくわずかです。入れられるものが少ないぶん、何を入れないかを先に決めておくほうが早い。
長さの目安:YouTubeのオープニングは短いほうが離脱されにくいです。ジングルだけなら5〜10秒、映像込みのオープニングでも10秒前後に収めるのが無難です。
ラフを3パターン録って家族に選んでもらった

Logic Proを立ち上げて、録音前の初期設定とBPMを決めます。
あとは思いついたフレーズをどんどん録ります。

ギターを重ねて、軽くPANを振ります。

これで即興のラフが3パターン。アイデア出しからラフ録りの終了まで、だいたい30分でした。
ラフパターン1
ラフパターン2
ラフパターン3
自分では決めきれなかったので、妻に聴いてもらいました。

1番はキャンプやアウトドア。2番は車でドライブ。3番はHOMEって感じ。

言われてみると、たしかにそう聴こえる。
宅録は家で録る音楽なので、HOME感のあるパターン3を採用しました。
自分の作ったものは客観的に聴けません。家族でも友人でもいいので、3つ並べて選んでもらうのがいちばん早いです。
本録りでこだわった3つのこと

実際のLogic Proの画面です。色のついているリージョンが採用したトラックです。
アコギの音はサウンドライブラリから選ぶ

Logic Proには音色のプリセットがたくさん入っています。画面左上から呼び出せます。
デフォルトの音から自分で作るのもいいのですが、プリセットは刺々しさが取れて馴染むように作られているので、使えるものは使います。
- Gt1
- Acoustic Guitar → Natural Flat Pick
- Gt2
- Acoustic Guitar → Sharp Strum
この2つを読み込んで、コンプレッサー・リミッター・イコライザーで補正しました。
ギタートラックがもう1本あるのに気づいた方は鋭いです。最後のハーモニクスだけ足しました。
→ サウンドライブラリの使い方|Logic Pro付属プラグインで音作りを速くする
+αはシンセではなくピアノにした

アコギに何を足すか。意外性を狙ってエレクトリックなシンセを何種類か試しました。
これが難航しました。どう置いても馴染まない。
結果、素直にピアノが良かったのでピアノを採用しました。
そして最後の部分だけ、ピアノをオーディオリージョンに変換してから逆再生しています。少しエモい終わり方になりました。
リズムはApple Loopsのシェイカー

Logic ProにはApple Loopsという機能があります。画面右上から開きます。
いろいろな楽器やジャンルのリフが入っていて、自由に使えます。
オーディオリージョンなのに、プロジェクトのBPMに勝手に合わせてくれるのが便利です。今回はシェイカーを選んで、必要な長さだけ切り取りました。
→ Apple Loopsの使い方|Logic Proでの探し方と自作ループの作り方
7秒でも効くのはEQとPAN

短いフレーズでも、やることは長い曲と同じです。
- イコライジングで、各パートの周波数をぶつけない
- PANで、左右の居場所を分ける
7秒しかないぶん、音がぶつかっていると一瞬で気づかれます。
よくある質問

ジングルは何秒くらいがいいですか?
5〜10秒です。僕は7秒にしました。
毎回流れるものなので、長いと視聴者が飛ばすようになります。短いほうが安全です。
楽器が弾けないと作れませんか?
作れます。Apple Loopsのような内蔵ループだけでも成立します。
弾ける楽器があるなら、生音を1つ入れると一気に自分のものになります。
既存の曲を短く切って使ってもいいですか?
だめです。市販曲を切って使うのは著作権侵害になります。
自分で演奏したものか、商用利用が許可されたループ・音源を使ってください。
どこで使うものですか?
動画のオープニング、チャプターの切り替わり、エンディングの入りなどです。
同じ音が毎回鳴ると、それだけでチャンネルの顔になります。
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- YouTubeオープニング動画の作り方……ジングルを映像と合わせるときの長さの目安
- Apple Loopsの使い方……内蔵ループの探し方と自作ループ
- サウンドライブラリの使い方……付属プリセットで音作りを速くする
- YouTubeチャンネルの始め方……投稿までの基本の流れ
まとめ

自分のチャンネル用のジングルは、先に3つ決めるだけで作れます。
- 長さは5〜10秒
- どんな雰囲気にするか
- 使う楽器を絞る
そのうえでラフを複数録って、人に選んでもらう。ここまでで30分です。
7秒でも、サウンドライブラリ・Apple Loops・EQ・PANと、宅録でやることはひととおり出てきます。練習台としてちょうどいい題材でした。
わからないことがあれば、コメントやメッセージでお気軽にどうぞ。
