MIDI打ち込みを始めたいので、基本的なことが知りたい!
という方はこの記事をチェックしてください
とてもわかりやすく説明します
MIDI打ち込みは、MIDIリージョンの中に音程、音の長さ、強さ、音の数を入力する作業になります。
今回はLogic Pro Xにおけるピアノロールの使い方を紹介します。
MIDI打ち込みの方法
MIDI打ち込みをやる方法は二つあります
ひとつはMIDI鍵盤で打ち込む方法
もうひとつは画面上のピアノロールでクリック入力する方法
鍵盤での打ち込みの方が圧倒的に効率がいいので、ピアノ弾けない人も少しずつでいいので慣れていってください。
ピアノロールで打ち込む
音色を決める
ピアノ系の打ち込みをしたい時
新規トラックを追加→「ソフトウェア音源」でトラックを追加する
![](https://studiohosshi.com/wp-content/uploads/2021/04/edbd28056741e7e6537f9dd24b829c09-1024x619.png)
デフォルトでは「Classic Electric Piano」が選択されているので、
好きな音源に変更する
左上の引き出しマーク→サウンドライブラリから「Piano」→「Yamaha Grand Piano」などを選択
![](https://studiohosshi.com/wp-content/uploads/2021/04/df56ea7656eb35d2e5205df2d23e3b82.png)
MIDI鍵盤を弾くと、ピアノの音が出るようになります
これでこのリージョンにはピアノ音の打ち込みができるようになりました
オーディオリージョンと同様にRECする
鍵盤打ち込みでのRECは、他の録音方法と同じようにRECボタンを押してリアルタイムで入力していきます
入力するとこのようになります
![](https://studiohosshi.com/wp-content/uploads/2021/04/ae467260f9fa1d7bf6f04672b5477cb6-1024x515.png)
緑色のやつがMIDI入力のリージョンということです。(オーディオ入力は青です)
リージョンをダブルクリックするとMIDI入力されたものを編集することができます
MIDIリージョンの編集
![](https://studiohosshi.com/wp-content/uploads/2021/04/8220aee4daf061f5c3f4f2c0198c9a56-1024x768.png)
縦 → 音程軸(鍵盤に沿って)
横 → 時間軸(番号が小節数)
です。
拍子を変更したい時は
![](https://studiohosshi.com/wp-content/uploads/2021/04/82032504ba4c9102e28a510f32141101-1024x826.png)
![](https://studiohosshi.com/wp-content/uploads/2021/04/582fc2f857a6e42fc022959101bb4129-1024x833.png)
デフォルトで4/4拍子に設定されていますが、ここで自由に変更できます
ノート(音)の長さは横軸の棒が小節のどこまで伸びているかで決まります
音が入るタイミング、音の長さ、強さなどはこの画面から編集できます
この3つはとても重要な項目です
MIDIのタイミング補正(クオンタイズ)
最初の4つの2部音符(ドミソド)のタイミングがずれないように補正したい場合
![](https://studiohosshi.com/wp-content/uploads/2021/04/b0b8a115985e8bd798dc384751c689f1-1024x770.png)
補正したい音だけを選んだ状態にします(最初の4音だけを選択)
8分音符長さまで補正
16分音符長さまで補正
など設定できるので適切なものを選んで隣の「Q」をクリック
![](https://studiohosshi.com/wp-content/uploads/2021/04/7936d35e862319ac00294a801647d70e-1024x788.png)
すると上のように1拍目の頭でタイミングがばっちり揃いました
音の長さを編集する
![](https://studiohosshi.com/wp-content/uploads/2021/04/0361e64d214eca6907da845dd650d960-1024x812.png)
4つ目のC4「ド」が短いので長くしたい
ノートの端っこに矢印を持っていくと伸ばすマークに変化するので、
クリックしながら伸ばしてあげると伸びます
![](https://studiohosshi.com/wp-content/uploads/2021/04/78e70623d4a5c2c2f943dc6c98f3e342-1024x817.png)
音の強さを編集する(ベロシティ)
![](https://studiohosshi.com/wp-content/uploads/2021/04/7e1fb3241b15e7e97e8e72b41fe8fdef-1024x808.png)
2拍目だけが強くなっちゃってるので、適切な強さに直したい
画面左下の「ベロシティ」これがノートの強さを表しています
ノートをクリックするとそのノートのベロシティが表示されます
目的の前後のベロシティをチェックして、同じくらいの数値にしてあげると自然になります
![](https://studiohosshi.com/wp-content/uploads/2021/04/23ae2a404840268f4af6d2bd6f651556-1024x910.png)
さいごに
今回はLogic Pro Xにおけるピアノロールの使い方(基本)の紹介でした
特にタイミングを合わせる「クオンタイズ」は使う機会が多いです
これらの機能を効率よく使っていって楽しくDTMしましょう
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました^^