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空間系エフェクトの輪郭をくっきりさせるコツ【EQやリバーブ】

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宅録をやっていると、ミックスの段階でけっこう悩むことがあるんですよね。

今回は宅録の小技をひとつご紹介します。

すぐ使えるものです。

リバーブの輪郭をくっきりさせる方法

めっちゃよく使うエフェクト、リバーブ。

リバーブを深めにかけると、どうしても音がモヤモヤして散るかんじになりますよね。

そういった時の処理の仕方です。

結論から言うと、EQをかけることで解決することが多いです。

リバーブをかけたトラックにEQをかけるんです。

EQをリバーブの前にかけるか後にかけるかはそれぞれお好みです。

かける順番の鉄則は

効果を強調したいものほど後ろにかけること。

リミッターを必ず一番後ろにかけてください!

と僕は何度も書いていますが、そういうことです。

①  EQ → リバーブ

の順番だと、EQをかけたトラックに対してリバーブをかけるイメージ。

②  リバーブ → EQ

の順番だと、リバーブをかけたトラックに対してEQをかけるイメージ。

個人的な好みだと、僕は②ですね。

微妙な差ですが、

①はEQをかけつつも空間系のフワッとした感じを多めに残してる気がします。

②はリバーブはキレイにかかっているけど大事な音はパキッと仕上がっている気がします。

つけ麺と似てる

今の話のつづきですが、つけ麺の「あつもり」か「ひやもり」かの選び方と似ています。

最後水でキュっと締められた麺が個人的には好きですね。

ツルツルしててコシがあってとても美味しい。

でも真冬だったらあつもりかなぁとか、

この店のゆず塩つけ麺はあつもりがいいなとか

状況やメニューによって選び方も違いますよね。

・・・食べたくなってきた。

まとめ

つまり、リバーブに対してEQをかける根拠は

エフェクトのメリットを残しつつデメリットを補うこと。

①  EQ → リバーブ

②  リバーブ → EQ

曲の雰囲気や楽器など状況や好みによって①②どちらの順番で挿すのか決める。

プロは単独でエフェクトをかけるよりも、上記の理由で複数組み合わせているパターンが多いです。

しかも、そのパターンは職人のように人それぞれ。

あなた好みのエフェクトパターンをつくってみてください。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました^^

ABOUT ME
ほっしー
サラリーマンをしている宅録系ブロガー。 『宅録をしたことのない人が、機材を揃えて作品を作ったり「歌ってみた」「演奏してみた」などで自由に表現できるようになる』をテーマに日々ブログを書いています。 宅録でアルバム3作品をすべて自分で制作した経験あります。 島村楽器主催の宅録コンテスト【録れコン】で全国約3000曲の中から最終選考ノミネートされました。

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