DAWソフトを使っているけど、安っぽい音になってしまう。
DAWソフトの初心者でこういった悩みを抱えている方はけっこういらっしゃると思います。
録音して重ねた音が安っぽく聴こえてしまう。
安っぽいとはどういうことなのか?どうして安っぽくなってしまうのか?
という悩みについて原因と解決策を書いていこうと思います。
- 凝ろうとしない
- 不要な素材に手を出さない
これが今回の結論です。
安っぽいってどういうこと?
- 打ち込みに強弱がない
- そのサウンドだけ浮いているように聴こえる
いかにも「不慣れながらコンピュータでやりました」って聴こえるやつです。
安っぽくなってしまう原因
- 作品の温度や方向性とかけ離れたサウンド素材を使っている
- MIDI入力のベロシティやクオンタイズを無視している
- エフェクトのかけ方が不自然
他の素材と組み合わせた時に混ざらないんですよね。
安っぽくない音とはどういう音なのか?
- 作品の方向性がしっかりしている
- 実際演奏しているような抑揚のある打ち込み
- 必要なエフェクトを理解している
作者の意図が見える作品ってことです。
他の分野でも同じことが言えます
これは音楽に限らず他の分野でもよく見られます。
スーパーに貼られている地元のイベントポスターに例えてみましょう。
「手作り感満載だなぁ・・・」と、一度は思ったことありますよね?
フォントの選び方だったり配色だったり構図だったり、写真や挿絵の雰囲気と文字や内容の雰囲気が合っているか。
全体のメリハリがあるか。
ちょっと凝ってみたいから、なんだかきれいだから、
という理由でフォントを斜体にしちゃったり、光が射し込むエフェクトを多用しちゃったりとか。
20年前の中小企業のホームページかな?みたいなテイスト。
フリーソフトを使ってもこれより断然良いもの作れるわ!って思うことも多いです。
それだけ今は無料でも良い素材が揃っているので。
大切なのは、フリーでも有料でも「素材の選び方・活かし方」ですよね。
まとめ
デザインとDAWソフトの初心者に共通して言えることは、
凝ろうとしない。不要な素材に手を出さない。です。
弾き語りの場合は特に、これだけ?ってくらいシンプルな方が良いです。
目的は「自分の弾き語りの魅力を引き立たせる」ことですから。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました^^