サビで使ったMIDIリージョンを2サビでも使いたいからコピー。大サビにもコピペ。
MIDIリージョンをコピーし増産。
あとで手直ししたくなって、コピーリージョンをすべて消し元リージョンを編集後再度コピペ。
みたいなことありませんか??
MIDIリージョンのコピペ便利ですけど、あとで訂正や編集しようとするときに大変ですよね。
そんな時に、良い機能があります!!
エイリアスという機能。
今回はエイリアスについて解説していこうと思います!
エイリアスとは
エイリアス【alias】とは、偽名、別名、通称などの意味を持つ英単語。本体ではない、という意味も持ちます。
DTMにおけるエイリアスは、打ち込みしたMIDIデータをコピーする機能です。
しかし、通常のコピーとは異なる点があります。
先ほど書いたように、通常のコピーだと後から手直しする場合元のリージョン、コピーリージョンを
別々に手直ししていかなくてはなりません。
エイリアスの場合、元のリージョンだけ手直しすればコピーリージョンにも反映されます。
なんと便利な機能!
DTM作業を快適に効率よく行うため、どんどん活用していきたい項目です。
ループ機能との違い
ループ機能は、繰り返しフレーズの場合使用できるコピー方法です。
ループもエイリアスと同じく、編集内容をコピーしてくれます。
ループ機能の特徴は、フレーズ直後から「連続した」リージョンを作成できることです。
例えば2小節のフレーズを1Aから1サビまで途切れなく繰り返したい場合、
その2小節のおしりからゴロゴロゴロっとローラーのように1サビ終わりまで連続でコピーしていきます。
一方でエイリアスは、1Aのフレーズを2Aにもコピーするという、連続リージョンでない場合において有用です。
エイリアスの使い方
エイリアスの使い方を紹介していきます。
使い方は非常に簡単です。
option + Shiftを押しながら左クリックでリージョンを掴み、目的の場所にドロップ。
これだけです。
具体例
このMIDIリージョンを増産したい、とします。緑色のやつです。
ex1)
元のリージョンから連続してループさせたいとき
これはループ推奨
ex2)
曲の断片的に同じフレーズをつかいたいとき
これはエイリアス推奨
ex3)
断片的に、同じフレーズをループさせたものをつかいたいとき
これはループ&エイリアス併用
さいごに
こんなかんじで、ループとエイリアス、場合に応じてうまく使い分けてください。
やり方はとても簡単ですので、覚えてすぐ使えるようにしていってください。
効率よくDTMしていきましょう!
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました^^