✔ 自分の曲を、自宅で録るかスタジオで録るか迷っている

✔ 宅録の弱点がどこにあるのか知りたい

✔ その弱点をカバーする方法を知りたい

こんにちは!弾き語りライブ歴20年以上、宅録コンテスト「録れコン」ファイナリストのほっしー(@studiohossy)です。

宅録とスタジオ録音は、どちらが良いというものではありません。長所と短所を把握したうえで選ぶものです。

そして短所はカバーできることも多いからです
そこを知っているかどうかで、選び方が変わります。

宅録とスタジオ、それぞれの長所と短所

楽曲の録音とミックスは、大きく2パターンに分かれます。

長所短所
宅録時間を気にせず没頭できる/自分でやるのでアイデアの再現性が高い/安価スケジュール管理をしないとキリがない/作品を客観的に見にくい/自宅や周辺の環境に左右される
スタジオ録音の環境がすべて整っている/プロのエンジニアの技術を味わえる/オンオフを切り替えやすい時間が限られる/エンジニアと意思疎通が取れないと良い作品にならない/高価

順番に見ていきます。

宅録の長所

宅録は、基本的に自分ひとりの作業です。

好きな時間に自宅で行えて、しかも安価。これが最大の魅力ですね。
思いついたアイデアをすぐ入れられるのも強みです。

そして、自分の中のイメージを、自分だけが分かっていればいい
あとはそれを形にするだけです。

意思疎通が要らないという強み

これはエンジニアさんが不要だという話ではありません。
意思疎通でイメージがぴったりハマらないと辛い、という話です。

何年もタッグを組んでいて、阿吽の呼吸で分かり合える関係が築けているなら、そのほうが何倍も良いです。

ただ、そうでない場合。
2人以上の作業になると、イメージの綿密な共有が必要になります。細かいニュアンスがすごく大事。

双方にちょっとしたズレがあると「なんか違う」感が否めないんですよね。

そこから化学反応が起きて想像以上のものが完成する可能性もありますが、コミュニケーションが得意でない人にとっては地獄です。僕もその傾向ありと自覚しています。

自分が悪いわけでも、エンジニアさんが悪いわけでもありません。

宅録なら、すべて自己責任だけど、すべて自由
会社員かフリーランスか、という話と少し似ています。

宅録の短所と、そのカバー方法

短所は3つあります。どれも対策があります。

  • 自己管理が大変
  • 作品を客観的に見にくい
  • 環境に左右される

順番に解説していきます。

自己管理が大変

全部自分でやると、どうしてもピリッとしません。
オンとオフが曖昧になりがちです。

時間に縛られないぶん、スタジオに比べてダラダラしがちになります。

そこは「これはいつまで」という締め切りを自分で設けることで気を引き締めてください。

宅録が劇的に上達する方法|作品を公開して締め切りをつくる

作品を客観的に見にくい

ひとりでやっていると、どうしても主観的な作品になりがちです。
同じものをずっと聴いていると、本当に訳が分からなくなってきます。

僕がやっている解決法は、ずばり曲を一晩寝かせるです。

ミックスしたときに「お、これいいじゃん!」と舞い上がっても、一晩寝かせると頭が冷えて、昨日よりフラットになっています。

  • やっぱり良ければ、そのままGo
  • 微妙なら、どこをどう感じたかメモして、今夜もう一度トライ

実際、夜中のテンションってあるんですよね。
歌詞もそうですが、夜中に書いたものは翌朝見返すと恥ずかしいことが書いてあったりします。

ミックスも同じで「なんでこんな偏ったバランスにしたんだろう」と後悔することが多いです。
ぜひ一晩以上、寝かせてみてください。

環境に左右される

自宅とその周辺の環境は、本当に千差万別です。

録音環境としては田舎の一軒家がベストですが、都会のアパート暮らしの方も多いと思います。
それぞれの環境に合わせた騒音対策が必要になってきます。

宅録の騒音問題に終止符を打つ2つの方法

それでも客観性が足りないと感じたら

一晩寝かせるのは効きますが、それでも聴いているのは自分の耳です。

自分の癖や苦手なところは、自分ではなかなか見つけられません。
スタジオ録音の価値のひとつは、プロの耳が入ることにあります。

そこだけを補う方法もあります。

演奏や歌そのものを見てもらうなら、レッスンの無料体験がいちばん手軽です。

1回受けるだけでも、自分の弱点が言葉になって返ってきます。

歌はこちらギター・演奏はこちら

作品そのものへの評価がほしいなら、コンテストに出すという方法もあります。

宅録が独学で伸び悩む人へ|コンテストで評価される作品にする3つの視点

よくある質問

宅録とスタジオについて、よくいただく質問は以下のとおりです。

  • 初めての1曲はどちらがいいですか?
  • 宅録でもリリースできる音質になりますか?
  • 併用してもいいですか?
  • 費用はどのくらい違いますか?

順番にお答えしていきます。

初めての1曲はどちらがいいですか?

宅録から始めるのがおすすめです。
時間を気にせず、納得いくまで試せるからです。

宅録でもリリースできる音質になりますか?

なります。
手順を順番に踏めば、リリースできるレベルまで持っていけます。

宅録のロードマップ|音源リリースまでの14ステップ

併用してもいいですか?

もちろんです。
録音だけスタジオ、ミックスは自宅、という進め方もあります。

費用はどのくらい違いますか?

スタジオは時間単位で費用がかかり、宅録は最初に機材をそろえるだけです。

何曲も作るなら、宅録のほうが積み上げでは安くなります。

コスパ良いおすすめ宅録機材を完全ガイド

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まとめ

録音には、スタジオと宅録の2つの方法があります。

  • どちらが良いということではない
  • それぞれの長所と短所を把握したうえで選ぶ
  • 宅録の短所は、なんらかの方法でカバーできる

自己管理は締め切りで、客観性は一晩寝かせることで、環境は騒音対策で補えます。

それでも足りない部分は、人の耳を借りるという手があります。

自分がどちらに向いているか、この記事が判断の材料になれば嬉しいです。

わからないことがあれば、コメントやメッセージでお気軽にどうぞ。

ABOUT ME
ほっしー
サラリーマンをしている宅録系ブロガー。 『宅録をしたことのない人が、機材を揃えて作品を作ったり「歌ってみた」「演奏してみた」などで自由に表現できるようになる』をテーマに日々ブログを書いています。 宅録でアルバム3作品をすべて自分で制作した経験あります。 島村楽器主催の宅録コンテスト【録れコン】で全国約3000曲の中から最終選考ノミネートされました。