こんにちは!自宅レコーディングコンテスト【録れコン】でファイナリストに選出された経験があるほっしー(@studiohossy)です。
✔️ オーディオインターフェースって結局何?
✔️ 選択肢が多すぎて、どのオーディオインターフェースを選べばいいか分からない!
✔️ 予算3万円以下でもコスパ抜群のオーディオインターフェースがほしい!
この記事では、こんな疑問や悩みをサクッと解決します。
- オーディオインターフェースとは
- オーディオインターフェースは、外部の音(例えば、楽器や声)をパソコンで扱えるデジタルの音に変える機械です。
また、パソコンで作った音をスピーカーやヘッドフォンで聞くために、デジタルの音を外部の音に戻す役割もあります。
これを使うことで、高品質な音で音楽を作ったり、録音したりできるようになります。
オーディオインターフェースを経由してマイクからPCへ音を取り込んだり、スピーカーから出力したりします。
オーディオインターフェースの価格ってピンキリで、安いもので数千円、高価なものは10万以上といった価格帯があります。
安く揃えられた方がいいけど、安すぎると正直不安・・・
機能面と価格面でちょうどいいバランスの価格帯はどのへんなのか??
それがだいたい1〜3万円かな、というのが筆者の経験上の感覚です。
オーディオインターフェースは、宅録機材の中核を担っています。
その理由は、マイクからの音声を受け取り、デジタル音声データに変換し、PCやスピーカーへと送出するという、非常に重要な役割を果たしているからです。
まるで、体内の血液を循環させているかのようです。
このような重要な役割を果たす機材に対して、5千円という価格は少し心配になるのではないでしょうか?
今回ご紹介するオーディオインターフェースは、高品質でありながらも、手頃な価格の3万円以下のものを厳選しております。
ちなみに、僕も現在3万円台のオーディオインターフェースをつかっています!
この記事をご覧になれば、あなたのニーズに合致するオーディオインターフェースをきっと見つけることができるでしょう。
3万円以下で買えるオーディオインターフェースおすすめ5選
2023年12月時点で僕がおすすめできるオーディオインターフェースについて5つ厳選し、具体的に解説します。
高価なものから超低価格なものまで様々なオーディオインターフェースですが、現在3万以下で購入できるおすすめ商品に絞って紹介します。
製品名 | STEINBERG UR22C | ZOOM UAC-2 | FOCUSRITE Scarlett 2i2 3rd Gen | YAMAHA AG03MK2 | IK MULTIMEDIA iRig Pro I/O |
価格 | ¥17,820(税込) | ¥24,000(税込) | ¥19,200(税込) | ¥19,800(税込) | ¥17,600(税込) |
接続方法 | USB Type-C | USB 3.0 | USB2.0 (Type-C) | USB2.0 | ・USB to Mini-DIN ・Lightning to Mini-DIN |
A/D解像度 | 32bit/192kHz | 24bit/192kHz | 24bit/192kHz | 24bit/192kHz | 24bit/96kHz |
付属ソフト | Cubase AI Cubasis LE for iPad dspMixFx UR-C | Cubase LE | Pro Tools | First | Cubase AI | なし |
特徴 | 32bit/192kHzはこの価格帯初。内蔵DSPでフリーレイテンシー(音の遅れほぼ無い)3万以下で不動1位 | 2015年発売、まだ現役で高品質AIF。比較製品の中で音質は一番良いが、ドライバ(接続)が不安定という声も。 | フォーカスライトの代名詞「AIR MODE」を搭載。→スイッチひとつ音圧アップ、クリアに。見た目が◎ | 別名ウェブキャスティングミキサー。配信や「歌ってみた」など◎BGM配信可。操作性◎reverbやcomp良い | iPhoneやiPadに最適モバイル用AIF。単3電池2本で動作。PCも接続可。48Vファンタム電源(コンデンサーOK) |
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迷ったら「STEINBERG UR22C」がオススメです!
では、商品を一つ一つ見ていきましょう。
Steinberg(スタインバーグ)UR22C
音楽制作にもストリーミング配信にも適したオーディオインターフェイス。
とにかくユーザーが多く満足度も高いです!
オーディオインターフェースはUR22Cがあれば充分。
こういう内容の記事や口コミを本当によく見ます。
192kHz/32bitという高音質録音を可能にし、USB3.0の高速データ通信を可能にするUSB Type-C端子を搭載します。
要するに「音の解像度が高く、通信速度も速い」ということ。
これで1万円台とは・・・間違いなく価格以上の価値があります。
迷ったら、これです。
ZOOM(ズーム)UAC-2
USB3.0で高速データ転送対応、全ての音源をハイレゾにするアップサンプリング機能が魅力。
パソコンだけでなくiPadにも対応し、使い勝手の幅が広いモデルです。
僕は、当商品のThunderbolt対応Mac専用タイプを6年ほど使っていました。(TAC-2R)
レイテンシーがほぼなくストレスフリーです。
UAC-2は今回比較商品の中では音質は一番良いが、ドライバ(接続)が不安定だという声も。
FOCUSRITE(フォーカスライト)Scarlett 2i2 3rd Gen
Scarlettシリーズはかなり人気があります。
プロ用モデルとしてノイズや歪みをさらに抑え、高音質のレコーディングを実現。
人気のScarlettシリーズの中で2i2は2チャンネルモデルなので一番使い勝手がよいです。
特徴的なのはフォーカスライトの代名詞ISA プリアンプの音質をモデリングする「AIR MODE」を搭載している点。
よりクリアなオーディオレコーディングを実現します。
ISA プリアンプ・・・Focusrite伝統のプロフェッショナル用コンソールの核となる増幅回路のことです。
AIRスイッチをポチっと入れると音圧が増幅され非常にクリアにレコーディングできます。
YAMAHA AG03MK2【配信向け】
ミキサータイプのオーディオインターフェース。
スマホでWEB配信ライブをするならこれ一択で良いです。
配信時にとても使い勝手がよく、ボタンひとつでキレイなReverbとCompressorがかかります。
僕も【配信用オーディオインターフェース】としてAG06を持っています。
AG03MK2は1チャンネル(ギター用チャンネルは別にあります)ですがAG06はマイク2本まで挿せるので、僕は念のためAG06にしました。
いい音ですね。どんな配信機材を使っているんですか?
配信ライブをすると、このように頻繁に聞かれます。
AG06は本当に重宝していて、今や無くてはならない存在です。
壊れてもぜったい同じものを買い直しますね。
AG03MK2についてのレビューや他のオーディオインターフェースとの比較をお探しの方は、是非↓の記事をご覧ください。
配信のYAMAHA AG03MK2|宅録のMOTU M2|完全比較ガイド!
IK MULTIMEDIA ( アイケーマルチメディア ) / iRig Pro I/O オーディオインターフェイス
ちょっと異色もの。
iPhoneやiPadに最適なオーディオインターフェース!
なんとモバイルタイプのオーディオインターフェースなんです。
ワクワクしません?
この動画を見るともっとワクワクしますよ。
お手持ちのiPhoneに内蔵されているDAW【GarageBand】でどこでも簡単にRECできてしまいます。
こんなに小さいオーディオインターフェースですが48Vファンタム電源供給も可能なので、コンデンサーマイクも使用できます。
モバイルだけではなく、もちろんPCにも接続できます。
メインのインターフェースとは別に【外出用】としてiRig Proを持っていても良さそう。
僕もこれから出張レコーディング用に買おうか悩みます。。
オーディオインターフェースは宅録で「心臓」の役割
レコーディング機材の中でオーディオインターフェースの位置付けは「心臓」です。
入力した音声信号をデジタル化してパソコンに取り込むという、大事な役割です。
血液を身体じゅうに行き渡らせるような、そんな役割を担っています。
良いものを選びたいと常々思いますが、最近のオーディオインターフェースは本当に良い商品ばかりで全部欲しくなっちゃいますね。
紹介していて実感しますが「安くて良い商品」が多い印象です。
実はもっともっと低価格のオーディオインターフェースもあるのですが、
ファンタム電源(コンデンサーマイクに必要)がついていなかったりレイテンシーが心配なものも多かったので今回は省きました。
今回紹介した商品に関しては間違いなく良質ですので、ご安心ください。
ということで、2023年オーディオインターフェースのオススメ5選を記事にしてみました。
他の宅録機材についてもコスパよく揃える方法を記事にしていますので、よかったら読んでみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました^^