こんにちは!自宅レコーディングコンテスト【録れコン】でファイナリストに選出された経験があるほっしー(@studiohossy)です。
- オーディオインターフェースとPCを接続するのにUSBハブ経由だといけないのはどうして?
- USBtypeCの変換アダプタも使っちゃいけないの?
- それでもUSBハブを使いたい場合の対処法があれば教えてほしい
と悩んだことありませんか?
PCに接続できるUSBの数って限られるし、機器によってUSBタイプが違ったりするから
オーディオインターフェースの接続にUSBハブを経由しちゃいけないのどうして?
これじゃUSBの差し込み口が足りなくなっちゃうよ。
それにUSB type Cなんだけど、変換アダプタもだめなのかな?
って悩んじゃいますよね。
結論から言うと、オーディオインターフェース(AIF)とPCをUSBハブ経由での接続がオススメできない理由は、AIFへの電力供給が不安定になるからです。
僕もUSBハブ経由でAIFを接続していましたが、動作が不安定でうまく起動しないことがたびたびありました。
そのため、USBハブを経由せず「直挿し」が推奨されています!
それでも「PC側のUSB差し込み口が少ない」などの理由で、どうしてもUSBハブを使いたい場合もありますよね。
そんな方には良い方法が一つだけあります。
どうしてもUSBハブを使いたい場合は「セルフパワー式のUSBハブ」を使うと良いでしょう(記事の下の方で具体的に紹介します)。
ちなみに「USB変換アダプタ」は使ってもOKです!
今回は次の3点について詳しく解説します。
✔️オーディオインターフェース-PCをUSBハブ経由で接続すると電力供給が不安定になる理由
✔️USB変換アダプタを使っても良い理由
✔️それでもUSBハブを使いたい場合の対処法を商品付きで紹介
オーディオインターフェースとPCの接続に困っている人は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
オーディオインターフェース-PCをUSBハブ経由すると電力が不安定になる理由
どうしてオーディオインターフェース-PCをUSBハブ経由で接続すると電力供給が不安定になるの?
それはPCから供給される電力があまり強くない上に、USBハブで他の機器へ電力が分散してしまうからです。
電力供給が不安定になると、音質が劣化してしまう可能性が高くなります。
具体的には
- オーディオインターフェースが認識されない。
- 音にプチプチとノイズが乗るようになった。
このような事象が起こりやすくなります。
通常データの保管ならまったく問題ありませんが、音データの場合「遅れ」や「ノイズ」が少しでもあると致命的です。
せっかく音質を上げるためにオーディオインターフェースやマイクを揃えたのに、接続が原因で音質が低下してしまったら悲しすぎますよね。。
そうならないよう、オーディオインターフェース-PC間の接続は直挿しが基本になります。
僕はオーディオインターフェースをPCに直挿し、音に関係ないUSB機器はUSBハブ経由で接続しています。
オーディオインターフェース-PC接続でUSB変換アダプタを使っても良い理由
USBハブはだめなのに、USB変換アダプタを使っても良いのはどうして?
USBハブは「数個のUSB機器を1個のUSB端子を使って認識させる」ので電力供給やデータが不安定になってしまいます。
変換アダプタであれば1対1で力が分散されないので問題ありません。
それでもUSBハブを使いたい場合の対処法
とはいえ、どうしてもUSBハブを使いたい!という人への対処法をひとつ紹介します(しかし100%安全というわけではありませんので予めご了承ください。)
その対処法は「セルフパワーのUSBハブ」を使用することです。
USBハブには次の2種類があります。
- バスパワータイプ:パソコンから給電する
- セルフパワータイプ:ACアダプタを使ってコンセントから給電する
ここでもう一度確認しておきたいのは、USBハブが推奨されない理由は「力が分散されて電力供給が不安定になってしまうから」です。
つまり電力が安定して供給されていればオーディオインターフェースをUSBハブに挿してもまぁ問題ないかということです。
下の図をご覧ください。
通常よく見るUSBハブはバスパワータイプですが、セルフパワーのUSBハブを見つけましょう。
もしご自身でセルフパワーのUSBハブを探すのが面倒な場合は次の3つを参考にしてみてください。
これなら大丈夫かも!というセルフパワーUSBハブを紹介
「セルフパワーUSBハブ」で検索すると本当にたくさん出てくるんですよね。
僕が調べた結果は次のようでした。
- セルフパワーUSBハブ(ACアダプタ付き)の価格帯は2500~4000円
- USB3.0ならどれも似たり寄ったり
- あとは見た目で選ぶか
- コスパで選ぶか
注意点はUSB2.0か3.0かというところです(USB3.0を選んでください)
あとはもう好みで選ぶべきなので、デザイン重視か安いのを買うか、といったところ。
「見た目ならこれ」「コスパならこれ」という僕の視点から選びました。参考にしてみてください。
デザイン重視派はこれ!
ORICO USB3.0 ハブ 7ポート 高放熱 アルミ USBハブ 12V2A電源付き5Gbps高速転送 USBケーブル付(1m) OTG機能対応 シルバー M3H7-SV
ORICO USB3.0 ハブはMacとデザインの相性がよく、かっこいいですよね。
実用性とデザイン性を兼ね備えた商品です。
価格で選ぶならこれ!
USBハブ 電源付き atolla USB3.0Hub 4ポート増設 + 1充電ポートUSB拡張【独立スイッチ付・100cm USBケーブル】
価格の安いセルフパワーUSBハブは1000円台の商品も多かったのですが、ACアダプタが付いていないものがほとんどでした。
結局ACアダプタを別で購入しなきゃいけないと二度手間ですよね。それならACアダプタ付きで安い商品を探す方が良いと思いました。
その条件を満たすのが上記のatollaのUSBハブでした。
次にUSB-C変換アダプタです。
USB-C変換アダプタは「端子だけのもの」と「ケーブルが備わったもの」がありますので、これはもうお好みで選んでいただければよいかと。
とはいっても、どれ??ってなりますよね。
「コスパのよいもの」「信頼のおけるもの」という視点から僕ならこれを選ぶかな、というものをピックアップしました。
あなたの参考になればうれしいです。
Anker USB-C & USB 3.0 変換アダプタ 2個セット Type C USB-A 最大5Gbps MacBook Pro / MacBook Air / iPad Pro その他 USB-C 端末用
Amazonベストセラーです。
パッと見アダプタを装着しているのがわからないくらい自然なので、見た目的にゴチャゴチャせずストレスが溜まりません。
ちなみにこういった端子タイプのものはすべて2個セットでした。
NIMASO USB C 変換 アダプタ(Type C – USB 3.0 メス)
ケーブルが備わっている点で、端子だけのタイプより衝撃に強く壊れにくいようです。
ザ・スタンダードですね。
Apple純正 USB-C USBアダプタ
MacにはやっぱりApple製品ですよね。信頼性抜群。
僕もApple製のアダプタを使っていて、なんの不具合も起こりません。
オーディオインターフェース-PCの接続は「直挿し」又は「セルフパワーUSBハブ」にしましょう(まとめ)
オーディオインターフェースとPCの接続は基本的に「直挿し」しましょう。
USBハブを使用するとAIFへの電力供給が不安定になるため、USBハブの使用は推奨されていません。
なぜ電力供給が不安定になるかというと、PCから供給される電力があまり強くない上にUSBハブで他の機器へ電力が分散してしまうからです。(下の図のように)
その結果音質が劣化し、具体的には次のような症状が現れます。
- オーディオインターフェースが認識されない。
- 音にプチプチとノイズが乗るようになる。
その場合は「セルフパワー式のUSBハブ」を使うと良いでしょう。
ちなみに「USB変換アダプタ」は使ってもOKです!
直挿しが基本だけど、どうしてもUSBハブを使いたい!という人は「セルフパワーのUSBハブ」を使用してください(しかし100%安全というわけではありませんので予めご了承ください。)
本記事では、次の商品を紹介しました。
セルフパワーUSBハブ
ORICO USB3.0 ハブ 7ポート 高放熱 アルミ USBハブ 12V2A電源付き5Gbps高速転送 USBケーブル付(1m) OTG機能対応 シルバー M3H7-SV
USBハブ 電源付き atolla USB3.0Hub 4ポート増設 + 1充電ポートUSB拡張【独立スイッチ付・100cm USBケーブル】
USB-C変換アダプタ
Anker USB-C & USB 3.0 変換アダプタ 2個セット Type C USB-A 最大5Gbps MacBook Pro / MacBook Air / iPad Pro その他 USB-C 端末用
NIMASO USB C 変換 アダプタ(Type C – USB 3.0 メス)
Apple純正 USB-C USBアダプタ
あなたの快適な音楽環境を整える手助けになれれば幸いです。
オーディオインターフェースの選び方で困っている方はこちらを参考にしていただけると嬉しいです→3万円以下で購入できるオーディオインターフェースおすすめ5選
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