自分の曲をCDやオンラインでリリースしたいんだけど、やっぱり専門のエンジニアさんとかにやってもらった方が良いのかなぁ?
楽曲のレコーディングやMIXは、リハーサルスタジオでエンジニアさんと進めていくか自宅で自分で行うDTMか、大きく分けて2パターンあります。
結論から言うと、
どちらが良いということではなく、それぞれのメリットデメリットを把握した上で選択すること。
そしてデメリットはカバーできることもあるので知っておきましょう。
それぞれの良し悪しを見てみましょう。
メリット | デメリット | |
DTMでREC | ・時間を気にせず、気の済むまで没頭できる ・自分で行うのでアイデアの再現性が高い ・安価 | ・スケジュール管理をしないと時間にキリがない ・作品を客観的に見にくい ・自宅内や周辺の環境に左右される |
スタジオでREC | ・RECするための環境は全て整っている ・プロのエンジニアさんの技術を味わえる ・ON OFFを切り替えやすい | ・時間が限られる ・自分のアイデアとエンジニアさんとの疎通がうまく取れないと決して良い作品にならない ・高価 |
DTMメリット
DTMは基本自分一人の作業です。
好きな時間に自宅で行える、しかも安価!というのが最大の魅力ですね。
思いついたアイデアをすぐに入れられるのも強みのひとつ。
自分の中のイメージを自分だけがわかっていればよい。あとはそれを形にするだけ。
これ、わかります?
自分ひとりだからエンジニアさんとの共有をしなくて良いんだということ。
これはエンジニアさんが不要だと言っているわけではなくて、意思疎通でイメージがピッタリハマらないと辛いという話です。
もちろん、もう何年もタッグを組んでいて阿吽の呼吸で分かり合える関係性が築けているのであればその方が何倍も良いです!
しかしそうではない場合、通常2人以上の作業になるとどうしてもイメージの綿密な共有が必要になってくる。こまかいニュアンスがすごく大事!
双方にちょっとしたズレがあると「なんか違う」感が否めないんですよ。
それで化学反応が起こって想像以上のものが完成する可能性もありますが、コミュ障傾向の人にとっては地獄。僕もその傾向ありと自覚。。
別に自分が悪いわけでなければ、エンジニアさんが悪いわけでもない。
DTMであれば、すべて自己責任だがすべて自由!!ってかんじです。
会社員かフリーランスか、の話となんとなく似てますね。
DTMデメリット
全部自分でやると、自己管理が大変。
ピリッとしません。
ON、OFFが曖昧になりがちです。
時間に縛られない分、スタジオに比べてダラダラしがちになります。
その辺は自分で、これはいついつまでという締め切りを設けることで気を引き締めてください^^
DTM一人でやっていると、どうしても主観的な作品になりがちなんですよね。
自分でずーーーっと同じのを聴いてると本当に訳が分からなくなってきます。
時間をかけて良いテイクが録れて、良いMIXができたぞ!・・・でも本当にこれで良いのかな?今日ずっと聴きすぎて感覚がよくわからないんだよな。。
それには僕がやっている解決法をお教えします。
ずばり、曲を一晩寝かせる!!
一晩寝かせてから自分で聴いてみるんです。
MIXしたときにお、これいいじゃん!
と舞い上がっても、一晩寝かせることで自分の頭も冷却され昨日よりフラットになっているはず。
その状態で聴いてみて
お、やっぱりいいじゃん。だったらGo!
うーん、微妙、、であればどこをどう感じたかメモって今夜もう一回トライ!これですね。
実際、夜中のテンションってあるんですよね。
歌詞もそうなんですけど、夜中に書いたものって翌朝見返すとめっちゃ恥ずかしい事書いてあったりするんですよこれマジで 笑
DTMも同じで、
「うわぁ、、、なんでこんな偏ったMIXしちゃったんだろう。。」
とか後悔すること多いです。
まぁそこから修正すればいいんですけど。
是非一晩以上寝かせてみてください。。笑
自宅周辺も含めた環境については千差万別ですよね。
DTM環境としては田舎の一軒家がベストですが、都会のアパート暮らしの方も多いと思います。
それぞれの環境に合わせた騒音対策が必要になってきます。
自分はこういう環境ですがこのように対策してます!とかあれば是非是非ご意見ください。
まとめ
レコーディングには、スタジオかDTMか、2つの方法があります。
どちらが良いということではなくて、それぞれのメリットデメリットを把握した上で選択しよう。
メリット | デメリット | |
DTMでREC | ・時間を気にせず、気の済むまで没頭できる ・自分で行うのでアイデアの再現性が高い ・安価 | ・スケジュール管理をしないとキリがない ・作品を客観的に見にくい ・自宅内や周辺の環境に左右される |
スタジオでREC | ・RECするための環境は全て整っている ・プロのエンジニアさんの技術を味わえる ・ON OFFを切り替えやすい | ・時間が限られる ・自分のアイデアとエンジニアさんとの疎通がうまく取れないと決して良い作品にならない ・高価 |
そしてデメリットはなんらかの方法でカバーできる部分もあるということを知っておきましょう。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました^^