路上ライブで声量と度胸が鍛えられる理由|10年やって分かったこと
路上ライブ歴10年(高校・大学・社会人)。
声量と度胸をつけようと思って始めたわけではなく、気づいたら身についていました。
こんにちは!弾き語りライブ歴20年以上、宅録コンテスト「録れコン」ファイナリストのほっしー(@studiohossy)です。
路上ライブをやると、声量と度胸が恐ろしいほど鍛えられます。
機材に頼らず声を届ける必要があり、そのうえ聴いてもらえるかどうかが毎回シビアに突きつけられるからです。
僕は高校・大学・社会人と、10年ほど路上で歌っていました。
鍛えようと思って始めたわけではなく、気づいたら身についていた、というのが正直なところです。
路上で使う機材については、こちらにまとめました。
ゆずのコピーをしていた

高校生の頃は、ゆずを目指して路上ライブをしていました。
ゆずはめちゃくちゃキーが高いので、いくつかキーを下げて、それでも張り上げるようにして歌っていました。
ゆずも昔は機材なしでずっと路上ライブを行っていて、それゆえに抜群の声量と度胸が身についたのではないかと思います。
僕は声量と度胸をつけたくて始めたわけではありません。
コピーしているうちに、気づいたら身についていた、という順番です。
歌い出すときの緊張感

自転車を停めて駅前を歩く。
周りの人たちと同じ流れの中、いつもの場所まで歩いたらギターを下ろし、譜面台をセッティングする。
今から、自分はストリートミュージシャン。
けど、歩いている人、待ち合わせのカップル、疲れたサラリーマン、ティッシュ配りのバイト。
世界は何も変わっていなくて、そこに自分のギターと声を放つことにとても勇気が要る。
僕が今ギターを弾いて大きな声を出すと、この世界はどうなってしまうのだろう。
どうもならないのだけれど。
こんなことを思うわけです。
これはいつになってもそうで、その日の歌い始めがいちばん緊張します。
本当に運が悪いと、1曲目のイントロで警察や警備員さんに注意されます。
立ち止まってもらうというシビアさ
歩いている人を立ち止まらせて聴いてもらうという行為自体、かなりシビアな世界です。
歌や演奏が良くなかったら100%立ち止まらない。
そして、どんなに良くても立ち止まらない人のほうが多いです。
それでも、聴いてくれる一部の方に向けて歌うのです。
こういう特異な経験をすることで、「人とちがうことをする」度胸がついていきます。
いろんな人に絡まれる

人々が行き交う雑踏の中で、ひときわ目立つ行動をするわけです。
演奏を聴いてくれる方とは別に、絡まれることも多いです。
ちょっと怖い人や、酔っぱらいに絡まれることも。
そういうときに、いかに受け流すか。
あるいは、その人たちと観客の両方に喜んでもらえる選曲と演奏ができるか。
ここが鍛えられます。ピンチに強くなるということですね。
最初はかっこよく対処できません。誰も。
負のオーラ全開になります。
でも経験を積むごとに余裕が生まれて、そのうち絡まれても、その人まで巻き込んでプラスのエネルギーに変えられるようになります。
余談ですが、1万円をくれるおっちゃんもいました。
あとで相方と焼肉を食べに行きましたが、いま考えれば自己投資(機材を買うなど環境を整えること)に使うべきだったと反省しています。おっちゃんごめん、そしてありがとう。
声量そのものを伸ばしたいなら

路上ライブで声量がついたのは事実ですが、遠回りだったとも思っています。
僕はキーの高い曲を張り上げて歌っていたので、正しい発声を知らないまま力任せに出していた時期が長かったです。
いま思えば、発声の基本を先に教わっていたら、もっと楽に、もっと長く歌えたはずです。
発声の癖は自分ではまず気づけません。
録音して聴き返しても、どこをどう直せばいいかまでは分からないんですよね。
声量や発声を伸ばしたい方は、一度プロに聴いてもらうのがいちばん早いです。
いまはオンラインのボイトレが増えていて、ほとんどの教室が無料体験を用意しています。
度胸は場数でつきます。
でも声そのものは、教わったほうが確実に速いです。
よくある質問

路上ライブについて、よくいただく質問は以下のとおりです。
- 路上ライブは誰でもできますか?
- 何を準備すればいいですか?
- 誰も立ち止まってくれません
- 緊張はいつかなくなりますか?
順番にお答えしていきます。
路上ライブは誰でもできますか?
場所によっては許可が必要だったり、演奏が認められていないことがあります。
周りの迷惑にならないよう十分に気を配ってください。
注意されたら、素直に従うのが大前提です。
何を準備すればいいですか?
最初はギター1本と譜面台でも始められます。
あると便利なものは、別の記事にまとめました。
誰も立ち止まってくれません
それが普通です。
どんなに良い演奏でも、立ち止まらない人のほうが多いです。
聴いてくれた一部の方に向けて歌う。
この割り切りができると、続けられます。
緊張はいつかなくなりますか?
なくなりません。
10年やっても、その日の歌い始めはいちばん緊張しました。
ただ、緊張したまま歌えるようになります。それが度胸だと思います。
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まとめ

路上ライブは、声量と度胸が恐ろしいほど鍛えられます。
- 機材に頼らず声を届けるので、声量がつく
- 人とちがうことをする度胸がつく
- 絡まれる経験を通して、ピンチに強くなる
良いか悪いかではなく、経験すると間違いなく今までにない世界が見えるようになります。
濃密な経験値になります。人とちがうことをする度胸は、これからの時代に特に求められることではないでしょうか。
周りの迷惑にならないよう十分に気を配って、何より楽しくやりましょう。
わからないことがあれば、コメントやメッセージでお気軽にどうぞ。

