ライブ中にピックが飛んでいったら、どうすればいいんだろう。
一人だから誰も助けてくれないし…。

ほっしー
ほっしー

止めないのがいちばんです。
爪でストロークすれば、そのまま続けられますよ。

こんにちは!弾き語りライブ歴20年以上、宅録コンテスト「録れコン」ファイナリストのほっしー(@studiohossy)です。

弾き語りライブのトラブルで大事なのは、極力演奏を止めないことです。

バンドと違って一人なので、止まると場そのものが止まってしまうからです

ピックが飛ぶ、弦が切れる、コードを忘れる、歌詞を間違える。
どれも僕が実際に経験してきたことです。

楽しみながら対処できると、お客さんも楽しいです。

トラブルのときに心がけること

ポイントはひとつだけです。

トラブルがあっても、極力演奏を止めないこと

弾き語りは一人なので対処が難しいこともありますが、止めずに乗り切れると、それ自体がパフォーマンスになります

僕が経験してきたこと・見てきたことの中から、本当に多い事例を4つ紹介します。

  • 持っていたピックが演奏中に飛んでいく
  • 演奏中に弦が切れる
  • カバー曲の間奏コードを忘れる
  • 歌詞を間違える

順番に解説していきます。

①ピックが飛んでいく

すっぽ抜けること、あるんですよね。
演奏中だから焦る焦る。取りに行けません。

対処法は、演奏を止めず、爪でストロークです。

やり方にコツが要ります。
指にはほぼ力を入れず、やわらかい状態で、体温計を振るように手首のスナップをきかせて振ります。

僕の場合、弦に当てるのは中指と薬指の2本です。

気をつけないと爪が割れて、痛々しいことになります。

ふだんから少し練習しておくと、いざというときに落ち着いて切り替えられます。

そもそも滑りにくいピックを選んでおく、という予防策もあります。

ピックの選び方|形・厚さ・素材の違いと弾き語りの基本形

②演奏中に弦が切れる

あるあるです。僕は以前、3弦や4弦が切れやすかったです。

対処法は、弦が切れたまま続ける

いったん歌だけ続けてもらって、その間に切れた弦をグイっとよけます。

チューニングが明らかにずれてしまった場合は、お客さんに協力を求めて手拍子をしてもらい、その間にこっそり合わせて再開
結果、みんなでライブをつくっている感覚になって楽しいです。

大事な音を担う弦だった場合は、ほかの弦でその音が出せるか、出せなければ代わりの音を考えて演奏できるとベターです。
このあたりは、けっこう難しいですが。

でもこれってチャンスなんです
お客さんが普段より注目していますからね。ピンチはチャンスに変えましょう。

予防としては、本番前の張り替えがいちばん効きます。

アコギ弦の選び方|ゲージの太さと素材の違い

③カバー曲の間奏コードを忘れる

歌の部分のコードは同じ箇所が何度も出てくるので覚えていられますが、間奏は忘れやすいんですよね。

対処法は、即興でつくるです。

自分の手癖でいけるコード進行を、その曲のニュアンスに寄せてみる。
とりあえず何か弾き始めてから、考えながらつなげていきます。

そのとき大事なのが、常にゴールから逆算しながら弾くことです。

  • 大サビがⅠ始まりなら、直前の間奏がⅤで終わるように作り上げる
  • 大サビがⅣ始まりなら、直前の間奏をⅣ→Ⅴ→Ⅰ→Ⅰセブンスで終えるようにする

どうにも思い浮かばなければ、Bメロのコードをひと回しすれば自然とサビにつながります。
悪くはありません。

ただ、お客さんは「この人が演奏する誰々のカバー」を見にきています。
そのままより、演奏する人のオリジナリティーがあったほうが良いと思います。

④歌詞を間違える

不意に間違えるから、自分でもびっくりするんですよね。
僕の場合、譜面台を立てていても歌詞が飛ぶことがあります。

対処の方向性は2つあります。

バレずに復旧させる

それっぽい言葉をあてている間に、歌詞を見るか思い出して復旧させます。

このとき自分の表情を決して動かしてはいけません。堂々としてください。

「あれ、今なんて言ったんだろう。まぁいっか」。
お客さんをそう思わせたら勝ちです。

開き直る

あえて「間違えたーーー!」と言ってしまう方法です。

笑ってもらえると場が和んで良いのですが、笑われないと爆死します
ザ・諸刃の剣。

よくある質問

弾き語りライブについて、よくいただく質問は以下のとおりです。

  • トラブルが怖くて人前で歌えません
  • 予防のためにできることはありますか?
  • 止まってしまったときはどうしますか?
  • 度胸をつけるにはどうすればいいですか?

順番にお答えしていきます。

トラブルが怖くて人前で歌えません

誰でも最初はそうです。
対処法を先に知っておくだけで、怖さはずいぶん減ります

予防のためにできることはありますか?

弦を新しくしておくこと、滑りにくいピックを使うこと。
この2つだけでも事故は減ります。

歌詞は、譜面台に頼りすぎないほうが飛びにくいです。

止まってしまったときはどうしますか?

止まったら、堂々と一言かけてから仕切り直しましょう。

黙って固まる時間がいちばん長く感じられます。

度胸をつけるにはどうすればいいですか?

場数です。
僕の場合は路上ライブで鍛えられました。

路上ライブは、恐ろしいほど鍛えられる【声量と度胸】

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まとめ

弾き語りライブならではのトラブルと、その対処法を紹介しました。

  • ピックが飛んだら……爪でストローク
  • 弦が切れたら……よけて続ける。手拍子の間に合わせ直す
  • コードを忘れたら……ゴールから逆算して即興でつなぐ
  • 歌詞を間違えたら……表情を変えず復旧するか、開き直る

ポイントは「トラブルがあっても極力演奏を止めないこと」。

お客さんと一緒にトラブルを楽しんで、パフォーマンスとしてプラスに変えられれば最高です。

慣れてくると、トラブルすらその日のハイライトになります。

わからないことがあれば、コメントやメッセージでお気軽にどうぞ。

ABOUT ME
ほっしー
サラリーマンをしている宅録系ブロガー。 『宅録をしたことのない人が、機材を揃えて作品を作ったり「歌ってみた」「演奏してみた」などで自由に表現できるようになる』をテーマに日々ブログを書いています。 宅録でアルバム3作品をすべて自分で制作した経験あります。 島村楽器主催の宅録コンテスト【録れコン】で全国約3000曲の中から最終選考ノミネートされました。